「北斎とジャポニスム―HOKUSAIが西洋に与えた衝撃」へ行ってきました
国立西洋美術館へ「北斎とジャポニスム―HOKUSAIが西洋に与えた衝撃」を見に行ってきました。
この看板をみて、前を通った子どもが「おしり丸出し~」と言って去ったところから始まりましたね。確かにおしり丸出しである。
チケットカウンターでチケットを購入して
いざ、展示会場へ。この日は平日でして16時頃行きました。チケットは並ばずに買えましたよ。展示会場の中はなかなかの混雑でしたね。
音声ガイドは松重豊。音声ガイドのお仕事はふとぎょろの目標の一つです。
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さて、展示ですが、作品数が多いですね。北斎と西洋美術の比較なので、なんでしょう、二倍に感じます。じっくり見る人は時間に余裕をもっていらした方がいいと思います。混雑もしているので、見るのに時間がかかります。北斎の作品は比較的小さいので、見ようと思うと絵に集まってしまいますしね。
私は天邪鬼なところがあるので、「んーこれはムリクリじゃない?」なんて思う作品もありましたが、まんま使うのではなくて、構図の影響もあったということですよね。
特に私が気になったものは陶器やガラス、ランプの作品でした。北斎の絵柄がそのまんま使われているもの、うまくデザインに組み込まれているもの、どちらもチャーミングでした。
西洋作品は色んな画家の作品が見れるので、なんだかお得な気分です。その作品数に並ぶことができる葛飾北斎。弟子の作品もありましたが、本当にありとあらゆるものを生涯のうちに書き残したのだなと思うと北斎の偉大さを感じました。
時間に余裕をもっていけるのであれば、まずは常設展の西洋美術をみてから、「北斎とジャポニスム」をみると、より北斎が与えた影響を感じられるかな?と思いました。常設展も広くて作品数も多いですから、ほんと時間に余裕がある人になりますが。
「北斎とジャポニスム」今月の28日までですから、まだの人はこの機会に「世界の北斎」を堪能してみてはいかがでしょうか?
ちょっと寂しい気持ちになったのはフォトスポットですね。おひとり様には厳しかった。「おしり丸出し~」のポーズを撮りたかったのですが、その場にいたガイダンス貸出スタッフにお願いしましたら、「シャッターを押すことは出来ない」と言われてしまいまして。(担当以外の業務はしてはいけないことになっているのかな。許しちゃうとずっとシャッター押すことになるものね。)
寂しきおひとり様フォトスポット撮影になりましたよ。フォトスポットは展示会場入り口付近にありますので、入った段階で撮ることをオススメします。(一回出てまた入ることになる。戻るには結構な距離です。)一回は再入場できるようなので、再入場して撮りましたが。うーむ、やっぱり「おしり丸出し~」のポーズ撮りたかった!せめておひとり様でもいけるセルフ台でもあれば…。あったのかな?わからなかったなぁ。折角のスポットなのに、残念。
ロダン「地獄の門」がライトアップされていました。ここは特に入場料払わなくても入れるので、昔、「日展」を見た帰りなどにちらっと見て帰った記憶があります。
「北斎とジャポニズム」と常設展を見たら、日が沈んでいましたね。私、美術館鑑賞はものすごく速いのですが、それでも一時間。なかなかなボリュームでした。
葛飾ふとめ
〒110-0007 東京都台東区上野公園7−7
℡:03-3828-5131
会期:
2017年10月21日(土)~2018年1月28日(日)
開館時間:
午前9時30分~午後5時30分
毎週金・土曜日:午前9時30分~午後8時
ただし11月18日は午後5時30分まで
※入館は閉館の30分前まで
休館日:
月曜日(ただし、1月8日(月)は開館)、2017年12月28日(木)~2018年1月1日(月)、1月9日(火)
観覧料金:
当日:一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円
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