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おいしい三昧

どうも、谷裕介です。

たまたまテレビで観ていた、売れっ子俳優さんが制限時間内に魚を釣る企画で、ラスト1分で釣り上げているのを見かけました。
テレビ的に”おいしい”というやつです。

多くの人がそれを”もっている”なんて言います。
ここで言う”もっている”というのは運のことです。

普段俳優として稽古をしています。
柔軟な身体作り、そして演技、それに加えて歌やダンス。
これらはそんなに簡単に変わるものでも、すぐに身につくものでもありません。
つまり継続が大切な訳です。

しかし先程述べた「運」というものは、人が元々持っているものらしいのです。
その「運」というものは、人を幸せにしたり、はたまた不幸にしたりもします。

そんな時、ふと思いました。
今の僕は”もっている”のか?
確かめたくなりました。

知る人ぞ知る、いなり寿司の聖地、赤坂豊川稲荷でおみくじを引こうと思ったのです。
僕はここのお稲荷さんが昔から大好きです。
甘みがあって、だし汁たっぷりの昔ながらの”おいしい”お稲荷さんです。
人気店なだけに、時間ギリギリだったのですが、なんと残っていました。
これも運なのかもしれません。

そしておみくじを引くと、なんと3年ぶりの大吉です。

 

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見てください、この表情!

喜びの雄叫びです!!
まぁここで本当は「凶」を引くのも”もっている”に入るのかもしれません。

みんな誰しも運をもっている。だけどそれがほんのちょっと良い方に向くのか、悪い方に向くのか。
少なくとも今の僕は、いい方に向いているらしいです。

そんな風に考えながら帰宅すると、小銭入れが無くなってました…
どうやらどこかで落としたようです…

(谷 裕介)

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恋人の性質

どうも、草田陸です。

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スタジオから見える空です。今日は朝から曇りでした。「あいにくの曇り空で」なんて言いますけど、あいにくなんて言われると、曇りがかわいそうですよね。

というのも、僕は天気の中で一番好きなのが曇りなんです。晴れてもないし、雨でもないし、どっちつかず。微妙な均衡を保ってますよね。そのバランス感覚が好きなんです。
パァーッと晴れてる日は僕は結構憂鬱になります。なんか責められてる気がするんですよね。こんな照らしてやってんだから、シャキッとしろよみたいな。いやいや、いつでも底抜けに明るいわけにはいかないですよ、人生。
その点、曇りは寛容なんです。いつも明るくなくていいんだよ。いつもきっちりしなくていいんだよ。素の自分を受け入れてくれるんですよね。このセリフ、なんだか恋人のようですね。
まあ、かくして僕は恋人の元に向かうようなウキウキワクワクな気持ちでレッスンに向かったわけです。

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そして、帰り道。奥が僕ですね。どうです?曇りに似つかわしくない晴れやかな表情をしてるでしょ?

ちなみに、手前は先週ブログを更新した山口くん。彼もいい笑顔をしてますよね。おそらく、彼も曇りに身を委ねてリラックスできたのでしょう。

猛暑が続いたと思えば、台風が来たり、なかなかちょうどいい天気が訪れない今日この頃ですが、みなさん体調には気をつけてお過ごしください。

そういえば、今朝、布団を洗って干してたんですけど、家に帰ったら乾いていませんでした。
晴れてなかったからですね。
今日は僕、布団なしです。
素の自分は受け入れてくれるけど、家事は苦手。いいじゃないですか、こんな恋人も。
やっぱり好きだなあ、曇り。

草田 陸

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初投稿です。よろしくお願いします!

はじめまして!山口寛太です。22歳です。初登場です。

映画や漫画の魅力的な人物の初登場シーンってカッコイイですよね。僕もビシッと決めていきたいと思っています。

さて、なぜこの稽古場日誌に突然僕が現れたかというと、これからはかわさきさん以外のワークスタジオメンバーも、持ち回りでブログを書いていこうということになったからです。その第1弾が、僕です。本当に僕で大丈夫なのでしょうか。

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髪の毛がだいぶ散らかっておりますが、この写真に写っているのが僕です。昨日は台風21号が吹き荒れる中、ワークスタジオとオーディションに行ってきました。僕はどこへ行くにも基本的にこの自転車で移動しています。チャリ通です。

僕は高校まで富山県に住んでいたのですが、運転免許を持っていない、電車も30分に一本しか来ないという環境で育ったのでどこへ遊びに行く時も自転車でした。当時はママチャリであぜ道を駆け抜けていたので、自宅に着く頃はいつもヘトヘトになっていた記憶があります。

「上京したら優雅に電車に乗って渋谷や新宿に出かけるぞ!」と意気込んでいましたが、いざ東京に住んでみると、満員電車の苦痛に耐え切れず、気づけば実家にいた時と変わらないチャリ通スタイルに戻っていました。

 

えっと、こんな内容の無い話をしていても大丈夫でしょうか。心配です。そういえば、僕は事あるごとに冷泉さんやマネージャーの方々に「長い前置きはいらない。」「最初の説明が長すぎる。」と指摘され続けています。ワークスタジオでスピーチのレッスンをすると、ワークスタジオのメンバーにも大抵はこのような指摘を受けます。もっと簡潔に物事を伝えようと試行錯誤をしているのですが、なかなか上手くいきません。多分、僕は前置きが好きなんだと思います。というか、しないと不安になるんだと思います。なぜでしょうか。

とにかく、この稽古場日誌を通してその弱点を克服していければいいなと思っています。他にも弱点はいくつかあるのですが、それも追い追いブログに書いていけたら、と。あとは、僕は映画が大好きで、映画を撮りたいと思っています。好きな映画や最近観た映画についても今後このブログでお話できたらと思っています。なんだか楽しみになってきました。

 

ブログ、人生で初めて書きました。拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

 

それでは、また次回!

 

(山口寛太)

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「ガラスの動物園」を読む/人前でしゃべる

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最近は、テネシー・ウィリアムズの「ガラスの動物園」を読んでいます。

「このトムの台詞、元気良く言ってみたらどうだ?」とか
「トムはお父さんのことどう思っているのかな?」とか

冷泉さんのアシストを受け、他の人が読んでいるのを見聞きし
平面である台本を、立体化するために
「役を思う」とはどういうことか考えていきます。

「かわさきは台本を読むと人間じゃなくなる。」と、
冷泉さんからのダメ出し。

人の言葉として、台詞を言う為にはどうしたらいいのか。
試行錯誤。
何か自分の中で見つけられてきているように思うのだけど
それでも、まだまだ随分と誘導されないと導き出せない。
自分で出来るようになるまで、トライ&エラーを積んでいくしかないか。

稽古場はそういうところだと思う。

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そういえば、今いるメンバー短い人でも一年はワークスタジオに通っているのかな?

最近もっぱら冷泉さんは「みんな、スピーチ良くなってきたな。」と。
人前でしゃべることに慣れてきたのかな。
「じゃあ、今度は、見知っている“みんな”の前というわけじゃなく、人前でしゃべれるかを考えていこう。」と冷泉さん。

そう、いつか、レットカーペットを歩いて、オスカー受賞のスピーチをする時が来るかもしれないからね。

その時のために。「人前でしゃべる」ことを考える。

 

(記:かわさきみえこ)

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台詞の意味に囚われ過ぎてはいないか?

テネシー・ウィリアムズの「ガラスの動物園」を読む。
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この日の稽古は、本読みをし、あるシーンの台詞を覚えて、
全くシーンとは異なる設定で、覚えた台詞を言う、ということをした。

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まずは一人で。
もんじゃ食べながらとか、テントの中でとか、
猫に話しかけるとか、彼氏を友人に紹介するとか。

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次は相手がいる状態で。
彼氏だったり、話し相手の猫だったり、親友だったり。

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あとは、マイナスの状態
(腹から血が出ているとか、バンジージャンプとか、足がつってとか)
や、物まねで台詞をいう。

同じセリフでも、設定や状態が違えば、哀しくもあり、可笑しくもあり。
台詞の意味に囚われずに、どんどん自由になって、
ダイナミックになっていく。

そして、台詞に戻ってみる。その時の違和感にキーがあると冷泉さん。

突然、映画の話になるけれど、
画家・熊谷守一とその妻を描いた映画「モリのいる場所」で、
30年間家から出ず、庭で過ごした熊谷守一を演じた
山﨑努がインタビューで
「(役を台本通りに)普通にやっても面白くないから、
どう外していくか考える」と答えていた。
ああ、そういえば、冷泉さん、役作りや台詞を言うという時、
いつも「どう遊ぶか。どう外していくか」という話をしていた。
それが、今回の〝設定変え遊び〟でなんとなく体験できたような。

あと、「ガラスの動物園」を読んでいて、役のピースというか、
ファクターといえばいいのか、
これをぐっと掴むと楽しいことに気が付く。
とはいえ、冷泉さんが与えてくれた数ある中の一つのピースであり。
これを、自力で見つけないことには、
台本を立体化できないのだと気が付く。

台詞を綺麗に音読することはできてきた。
しかし、「役を思いやる」ためには、その役の大事な要素を掴み、
ダイナミックに躍動するためには、
台詞に囚われては自由にはできないのだ。

役のピースもなく、ただなんとなく綺麗に喋るだけでは、
「全然気持ち伝わってきませんでした」と言われるのだ。

役のピースを見つけるにはどうしらたいいだろう。
一先ず、街に出てみよう。

「感情の答えは街中にある。」

そう思って、見渡せば答えはあるかもしれない。

(記:かわさきみえこ)

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感情を表現するとは?―「街中に答えはある」―

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この日のワークスタジオは、
ホワイトボードに書かれた言葉を表現することに。

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「悲しい」「哀しい」「辛い」「切ない」「苦しい」
この五つの感情を「痛い」という一言と共に表現する。
人それぞれ、言葉に持つイメージは違い、表現も違う。

私自身は、動きに頼り過ぎたように思う。
「気持ちが変われば、立っているだけでも分かる」と冷泉さんはいう。
そして、「街中に答えはある」とも。

この稽古の帰り、地元駅で見かけた光景を見て私は作文に書いた。


「閉店後の一服」   かわさきみえこ

白板に書かれた「悲しい」とか「切ない」の文字。
それぞれの感情を表現するということを稽古でやってみた。
私は、身振りで表そうと余計な動作が多いなとやってみて自分で思った。
「立っているだけでも、気持ちが変われば感情は伝わる」
と冷泉さんは言う。
そして「街中に答えはある」とも。

その稽古の帰り、地元駅のガラス張りのドトールの前を通った時、
照明が消えた店内の客席で男性店員が一服していた。
暗がりの中、スマホ画面の明かりでぼんやり見える顔は、
少しおでこが広い。
中肉中背で歳は三十代後半かな?
閉店後、片付けも終わり一息ついているのだろうか。
私はこの光景を見て「寂しい」と思った。
でも、その店員は仕事終わりの一服で「安堵」しているのかもしれない。

「感情の答えは街中にある」このアンテナを大事に育てたいと思う。


 

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久しぶりにバレーボールをする。
松本、かわさき、谷チーム 対 山口、草田、吉田チーム。

松本チームの圧勝により、ジャンプスクワット罰ゲームを受けている山口チーム。

この日の稽古感想
(最後に全員で輪になり、今日の稽古の感想を言います)で、
龍平さんが「かわさきさんがバレーボール上手くなっていた。蝶のように舞っていた」と。

やったね!

冷泉さんからも、
「そういえば、かわさきすぐにへばってゼエゼエいってたのが、言わなくなったな」と。

やったね!

これも、日ごろのレッスンの成果かな♪

(記:かわさきみえこ)

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いつの間にか作文が良くなっていた

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「☆いつのまにか、かわさきの作文が良くなっていた!!!」
冷泉さんからのひと言

やったね!

ワークスタジオに通い始めて四年ですか?
作文が良くなったようです。
点数も大体80点越え(80点が合格ラインです)

最初の頃は、30点とか、採点不可とかね。

「かわさきの作文は字が汚いし、何言いたいのか分からない。読むのが苦痛だから後回しにしている。」と冷泉さんに言われていましたね。

えっへん!やり続ければ変わるものです!
今だ「てにをは」が変だったり、漢字ミスって、冬太くんとか愛美ちゃんに指摘されますけどね。

毎週提出して、冷泉さんの赤ペン先生に習って、考え
他のメンバーの良い作文の発表を聞いて、考え
本を読んで、考え
街に出て、人に出会い、名作をみて、考え

良い蓄積をしているようです。

やったね!

冷泉さん曰く「作文が良くなったら、芝居も良くなっている。」とか。

ふっふっふっ!かわさきみえこのお芝居をお楽しみ!!

(記:かわさきみえこ)

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fmgワークスタジオ稽古場発表会―2018春―終わりました♪

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先日、稽古場発表会、無事に終えました♪
ご来場くださいました皆様、ありがとうございました!

…やってしまったのです!!…集合写真、撮り忘れた!!!

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なので(?)サングラスをかけたメンズたちの写真です。
※発表会内容と関係ありません

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こんなシーンはありましたね。配役は違いますけれども。

ワークスタジオメンバーで作ったものはいかがだったでしょうか?
みんなで作るって楽しい反面、「ああ、どう言えば伝わるだろう?」と悩むことも多かったですね。

「人に伝える」

ここに、根本があると思う。明確に伝えていく。その為にどうしていこう。

(記:かわさきみえこ)

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稽古場発表会に向けて鋭意制作中!

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4月10日の稽古場発表会に向けて、鋭意制作中です~!

 

メンバーであーでもない、こーでもないと

ドタバタと各々やってみたいことを色々盛り込んで作っています!

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腹が減っては戦が出来ないと512cafeでお昼をば。

私はローストビーフ丼を。

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寛太君と陸君はそろって日替わりパスタを。カルボナーラ美味しそう。

今度、カルボナーラだったら食べてみよう。

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世朗君はグリルチキンサラダを。サラダ容器が木のボウルになっていた。

 

そういえば、世朗君も「DOMANI・明日展」へ行ったみたい。

(「DOMANI・明日展」20thのふとめレポはこちら https://kitachan.jp/futogyoro/?p=2070

 

 

【本日のワンシーン】

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fmgワークスタジオ・アベンジャーズ!?

 

さて、これはどんなシーンになるのやら!

4月10日稽古場発表会をお楽しみ~☆

 

―fmgワークスタジオメンバーカタログ 2018春―

 

【日時】2018年4月10日(火)15:00開演

(開場は14時30分予定 上演時間は一時間程)

入場無料

【場所】六本木 NATURE BODY HOUSE

(東京都港区赤坂9-5-12パークサイドシックスC棟1F)

【お問い合わせ先】 FMG 03-3400-7656

(平日10:00~18:00)

 

ぜひfmgワークスタジオ稽古場発表会へ足をお運びくださいませ♪

 

 

(記:かわさきみえこ)

 

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頑張らずに頑張って読む

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頭、背中、腰をすべて壁につけて朗読する。

冷泉さんは「頑張らずに頑張って読む。」と。

どうしたらいいのか、はてなが浮かぶ。
この感覚が分かるまで、ひたすら文章を声に出して読むしかない。

ふと、壁に腰をつけるのが、普通になっている自分に気が付く。

最初は、壁に腰をつけるのも苦しかったな。

次は「物語に入ることを意識するように。」と、冷泉さんは私に言った。
つまりなく読むことはできてきた。

(記:かわさきみえこ)