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歌もトークもお食事も楽しみ♪「冷泉風ライブ」へ行ってきました♪

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こんにちは。かわさきみえこです。

先日、「冷泉風ライブ」へ行ってきました☆

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fmgワークスタジオメンバーの青木くんと松本くんも一緒の回でしたよ~。

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fmgワークスタジオでスタジオをお借りしている「NATURE BODY HOUSE」から、冷泉さんにお花が届いておりました♪

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ライブを終えた冷泉さんと♪

微妙に間があるのは、ベース河合徹三さんのベースとマンドリンも一緒に撮りたくて。

少し暗いですけど、素敵なブルーカラーのベース。

 

「冷泉風ライブ」お馴染みの曲から、「あ、この曲初めて聞くかも」というものもあり、

いつも新鮮な気持ちで聴き入ります。

冷泉さんの声は、歌声もトークも朗読も同じ声で、とても聞き心地がいい。

私もそんな風になりたいな。

 

ボーカルレッスンでそのことを話したら、「うん、なれると思うよ。」と丸尾さん。

オッス!「声」しっかり育てていきます!

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fmgワークスタジオボーカルレッスンの先生♪丸尾めぐみさんと♪

今回、丸尾さんの表情がよく見える席だったのです。

 

アイコンタクトを送る丸尾さん

曲ごとの世界に没頭し、その世界の底を作っていく丸尾さん

その世界を歩みつつ、自分や他の人を俯瞰している丸尾さん

 

丸尾さんは、fmgワークスタジオボーカルレッスンで常に

「歌う時は、同時に複数のことを意識しなくちゃいけないよ。」と。

 

複数のことを意識するために、自分の身体のコントロールするために、

丁寧に自分の身体と対話します。

呼吸、ストレッチ、発声、聴音、音をイメージする。

一つ一つ鍛えて、繋げていきます。

 

今回、ライブ二曲目「わたしは泣いています」の丸尾さんの伴奏がとても好きでした。

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お客さんから頂いた花束も一緒に♪

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金田賢一さんと冷泉さんと♪

 

金田さんと丸尾さんは「朗読三昧」という朗読と音楽を楽しめる朗読ユニットでの活動もしておりまして、今年初の公演は鎌倉であるようですよ。

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朗読三昧チラシ裏225

「朗読三昧」金田さんと丸尾さんの厳かで優しい雰囲気の朗読と音楽は、清らかな気持ちになります。ご興味ある方は、是非鎌倉公演チェックしてくださいませ。

 

「朗読三昧」鎌倉公演

2018年2月25日(日)

開場13:00 開演13:30

場所 鎌倉商工会議所地下ホール

演目「天使はブルースを歌う」「しあわせの王子」etc.

入場料 当日2000円/前売1500円

詳細は【電話】0467-23-2085へ

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この日食べた【本日のパスタ】ナスとベーコンとズッキーニのガーリックパスタ

 

曙橋 Back in Town は、なんといっても食事が美味しいのですよ♪パスタもピザもマグロ丼も、どれも美味しいです。里いものフライが隠れ人気ナンバーワンですよ♪

 

冷泉さん、ライブのトーク中に「年内にもう一回ライブしたいですね。」と。あら!なんと楽しみ!

 

冷泉さんの歌声とそれを支える熟達したバンドメンバーの演奏。

Back in Townのお食事もとっても美味しいですよ。

「冷泉風ライブ」次回も楽しみですわ!

 

次回のライブまで待てない!

そんなあなたには「冷泉風ライブ」を収録したアルバム好評発売中です~。

 

以上!「冷泉風ライブ」レポートでした♪

 

(記:かわさき みえこ)

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継続は力なり

はじめまして。

谷裕介です!

FMG稽古場日誌を書くのは、これが初めてになります!

今日は、稽古場で学んだ事を実感できたことがあったので、それについて書きたいと思います!

今日、僕はですね
GINZA SHOE SHINE FESTA 2018に行ってきました!

靴を永く履くために、自分らしさを表現するために必須となってきている「シューシャイン」。
その文化の発展と発信を目的としているイベントなんです!

実は、靴磨きをするのが大好きでして、この素敵な機会を利用して、靴磨き職人さん達の技を、目の前で体感してきました!

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見つめています…(笑)。
話しながら、靴を磨く。
さらっと、やっていますが、すごく難しいことです!

靴の磨き方やケアの仕方、そして、何気ない会話。

靴を磨くだけでなく、お客様を大切にする姿勢に感動しました!

そして、磨いてもらった靴がこちら!

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やはり、プロは違う!
艶が増しました!

「普段から、よく手入れされているんですね。」

と言われたのが嬉しかったです。

記念にパシャり。

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稽古場日誌なのに、ただ休日にあったことを載せているじゃないかと思っている方いませんか(笑)?

僕は、事務所に所属して、10ヶ月程になります。

稽古をやり続ける中で、思ったことがあります。

それは、相手の話を聞く。
そして、自分の思いや考えを相手に伝える。

これらは、簡単なようにみえて、とても難しいことです。

最近は周りの方から、そして初めて会う方に「いい声してますね。」 「姿勢がきれいですね。」と言われる機会が増えました!

自分では、気付いていませんでしたが、誰かを通して、小さな成長を実感することができました。

一度、稽古したからと言って、すぐに何かできるようにはならないと思います。

ストレッチや声出し、演技の稽古を通して、柔らかい頭と柔らかい身体を作ることが出来ると思います。

継続は力なり。

今の僕にとって、稽古場は
昨日の自分と今日の自分を比較する大切な場所です。

稽古場メンバーについてや、稽古場での出来事、また紹介出来たらと思います!

読んでいただき、ありがとうございました!


(記: たに ゆうすけ)
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つまずいて転んだら、また起き上がればいい

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久しぶりに「荒武者ピラス」を。
なんだかんだ発表会の稽古で出来ていなかった。
約一か月ぶりは、身体にきたというか、
硬くなった身体ではうまく声も出ない。

 

 

「ふとめちゃんでよろしく!」といったら、
メンバーに「エエー!」と言われ、早速ひよる私。
ま、名前はどうでもいいのよねぇ。

 

ただ、何か違いがあるのか試したかった。
うーん、うん、違いがあるようです。
で、その違いを取り入れる。融合?

 

【「私」がいかにチャーミングになるか】

 

その為にはなんだって、チャレンジしてみますよ。

 

つまずいて、転んで、悩んでいい場所でもあると思うのですよ。
稽古場は。うんで、起き上がればいい。

か、悩む前に起き上がればいいのかもしれないけど。

ま、人それぞれ。頑張りまーす。

 

(記:かわさきみえこ)

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少し落ち着いた。「見る」ことができた。

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「わが町」の稽古をしています。

シーンに登場していない時は、客席にいてシーンを見ています。

と、言いましたが、最初余裕がなかった私は
稽古場の隅にいて台本ばかり見ていました。
自分が出るシーンばかり、自分の台詞ばかり見ていました。
そうしたら、ちっとも余裕がなく、窮屈な思いで、
自分の出番がきたら、シーンに出ていたように思います。
出ても、ただただ慌てているだけだった。

稽古を重なるうちに、余裕が出てきたのか、
客席に座って他のシーンを「見る」ことができました。

他の人の稽古で、シーンに動きが見えた時に、はたと思う。
「自分が出ているシーンは客観視できているか?」

まぁ、自分が出ているので、とても主観的になります。
自分のことばかり。相手の声も聞こえない。
どんなシーンなのかも分からなくなってくる。
【客観視】できるかは、なかなかに重要です。

話が変わりますが、
ワークスタジオメンバーと懐かしい話をしました。

「ダイエットかわさき」

私のダイエット経験を漫談にして
稽古場発表会で披露したことがありまして。
「一人で人前に立ったのが凄い」という話になりました。
私はなんだか照れてしまって、「あはは、そうかい」と
その場をやり過ごしてしまいました。

あんまり、一人でやったとは思っていないのです。ダイエットかわさき。

冷泉さんが「かわさきのダイエット話、ネタになるんじゃないか?」と、
ネタ集めてくるよう言われて、それをやったまでで。
ワークスタジオの時間内で、みんなの前で稽古して、
あーでもない、こーでもないってワイチャイしたように思うし。

まぁ、確かに、発表会では一人で人前に立って、
ダイエット漫談をしました。

発表会で披露した後、まだ私入りたてで
あまり話したことないマネージャーに
「もっともっとやれるよ。頑張って。」って言われたのは嬉しったかな。

「やる」ということは、結構大事だと私は思っています。

まぁ、やりたいことしかやってなくて、基本怠けている私。
やりたいと思ったことはやるようにしているし、
ここぞって時はやるようにしています。

「ここぞ」ってのも大事にしています。
それが的確だったのかはその時はわかりませんが、
でも「ここぞ」って時には決めたいですね。

ま、決まらないで失敗したりするときもありますが、
失敗して学ぶことは多いです。

やって、失敗して、次に進んでいく。その先に成功があると信じる。

あ、でね、何を言いたかったかというと、
ワークスタジオで稽古を積んだから、一人でできるのであって、
人の助力なしにはできていないし。
なんだかんだ、どんな形であれ「やった」人が、
少しずつ輝いていると思うの。

と、言いたかったように思うけど。照れてしまったよね。
ま、凄いことしたって少しは自信を持とうかな。

むりくり話を戻しますと「見る」って
初期にできる「やれる」ことだと思う。
「見る」を「やる」ってことに繋げたいの。

冷泉さんはよく「最初は見ることしかできない。」と言っている。
最初は何にもできないから、ひたすら「見る」
他の人の稽古だったり、映画だったり、舞台だったり、
絵画でも風景でも。
電車の中や飲み屋にいる人だったり。
あ、舞台や映画はいいものがいいって。

とりあえず「見る」

さて、次の稽古で、私は「見る」ことができるかな。

(記:かわさきみえこ)

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知らないことを知っていく―貝谷さんが見学に来てくださいました―

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NPO法人 日本バリアフリー協会代表理事の貝谷嘉洋さんが
レッスン見学に来てくださいました!

障害を持つ人の音楽コンテスト「ゴールドコンサート」主催など、
音楽を通して、障害を持っている人の支援活動をしている方です。
花村会長は「ゴールドコンサート」の審査員を近年務めていまして、
そのご縁もあり、今年は学芸「人」葛飾ふとめ・ぎょろめは
東京予選の司会進行やゲストパフォーマンスを務めました。

fmgワークスタジオでは、普段どういうレッスンをしているのか、
貝谷さんが興味を持って下さいまして、見学の運びとなりました。

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貝谷さんは進行性筋ジストロフィーを持っていますので、
電動車いすでの移動です。

スタジオの段差は、スロープを持参して頂きました。

 

普段のレッスンを見学後、少し貝谷さんのお話も皆で聞きました。

 

徐々に筋力が落ちていくので、ついこの間まで出来たことが
できなくなっていくことや、

介助しやすく強度があるお洒落なズボンは
なかなか見つけることが難しいなど。

日本は健常者と障害者の働く場などが
分けられていると感じている話も。

 

「知らなかったことを知っていくこと」は、
大いなるエネルギーを生むのだと、この日発見しました。

 

貝谷さんが帰った後の午後の稽古は皆いつもと少し違った。

とても良いエネルギーだったと思う。

 

貝谷さんの言葉で

「障害を持っているから【できない】ことばかりに
目を向けるのではなく、
障害を持っていても【できる】ことを見つけ大事にしたい。」
というものが、印象に残っています。

 

 

どうしても人間、【できない】にすぐ目が行き悩むのです。
でも、「できる」・「できた」ことを積み重ねることで
「できなかった」ことが【できる】ようになる。

 

「真面目くさってきっちりやっているから、売れるのか?」
と聞かれれば、「そんなこと私が知りたい」と言いたい。

でも、きっちり、自分の【できる】【できない】を見つめて、
「できなければ改善・補填していく」作業をすることで、
それは自分自身を信じる「自信」になる。
「ここまで時間をかけて、ここまで出来たんだ」という自信。

 

「ストレッチ」と「作文」は、積めば確実に力つくと、
花村会長が言っていました。

 

花村会長は、よく「オーディション会場に入ってきた時点で、
分かる人は分かる。」と話します。

「この人、いい」というのが直感で伝わるらしい。

 

肉体を鍛え、精神を豊かにしていく。

地道な作業だけれども、いつかの「その場」で輝く為に、
地道に鍛え抜く。

永久に輝く為に。

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肚(腹と腰)を使って声を出す。なかなか、腰に行かないのよねぇ。

青木、木原の声だしははっきり腰に行っていた。

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なんとなく撮りました。全員いるし、輪が綺麗だなと思って。

ピンポンパンゲームをしようと輪になりました。

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「今まで行った事がない街に行く」という宿題がたまに出ます。

今回はこんなラインナップ。渋いラインナップになりました。

貝谷さんから頂いた著書「ジョイスティック車で大陸を駈ける
―障害があっても移動しやすい未来を―」を読んでいます。

 

「知らないことを知っていく」

 

知らない街を歩くことも、「知っていく」作業。

それによって、すぐ結果が見えるわけではないけれど、
確実に蓄積される。

 

「蓄積」は「自信」へと変わっていく。

「過信」を削ぎ落とす為には「できない」ことにぶち当たっていく。

「できない」ことを「改善・補填」していくことで
「できる」ようになる。

その「できた」の蓄積でまた自分を信じることができる。

 

自分を信じるために、私はここで無様な姿だけれども、
のたうち回っています。

輝く明日の自分の為に。

 

 

(記:かわさきみえこ)

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「立ち姿」その姿でなんでも分かってしまう

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マネージャーが稽古場に来ました。
新しいマネージャーへの自己紹介兼ねて、自己PRスピーチをしました。

練度の違いで「立ち姿」が違うなと思ったのです。

どう言葉を並べようが、人前に立った時に雰囲気が全然違う。
素敵な原石が沢山いるけれど、修練されている身体というものは、
やはり綺麗だ。

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上山くんが空手の型を披露していました。
うん、型に入る前の精神統一の瞬間から、練度の高い、
綺麗な空手の身体になりました。

俳優の身体というものがあると思うのです。
なので、私はダンスやヴォーカルも日々、
俳優の身体作りだと思って訓練しています。

あと、いい舞台を見ることも、芸術品を見ることも、
本を読むことも俳優の身体作り。
それと、いい言葉の栄養補給も。

素敵だなと思う人になるべく会うようにしています。

その全てが私の「立ち姿」になる。
(記:かわさきみえこ)

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進化は痛みを伴う―役の気持ちや台詞の意味、捉えている?―

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なにやら準備をしています。
年末の発表会に向けて準備をしています。
「わが町」の一幕と二幕にチャレンジなうです。

「なう」とか使っちゃう。「なう」とかもう使わない?
今は「インスタ映え」ってやつですか?

日本語の変化は激しい。

ソートン・ワイルダー作 森本薫訳「わが町」の脚本を使っています。
1950年頃に訳されたものだと冷泉さん言っていたような。

日本語で書いてあるんですけど、
ちっともわからん言葉があったりします。
「そういうわからん言葉をわからんまま放つな」と、
冷泉さんは言います。
あ、このままで言ったわけではないですよ。

「違和感を持てない、気が付かないままってのは良くない」
とは言っていたような。
原文のまま、違和感なく、そのまま放つということは、
気持ちも意味もなんも捉えてないってことです。

ことです。と、言ってみましたが、
しれっとそのまま言っている私がいますし、
気持ちをしっかり“表そう”としたら、
「なんだその高校演劇みたいなのは!」とダメが出る。
「もっと普通に喋ろ」とも。

「普通に喋る」ってなんだい?
そう、ここで、陥ってしまってはいけない。

「ナチュラル」?と捉えればいいか分からないが、
素のままというか、てろんてろんに、気の抜けたセリフを発してはダメ
相手にも、客席にも届かないから。

普通に自然体で喋っても気持ちがあり、
そして、「リアル」だというのが「普通」なんだろう。
はて?それはなんだい?

「普通に喋る」ってことをするために、
日夜、朗読だったり、荒武者ピラスだったり、
体操だったりしているのだ。

日本語って難しいよね。「普通」って言葉に、何通りの意味があるよ。

ああ、話がどっかいちゃうわね、「わからん言葉」を、
現代の「自分の言葉」に置き換える作業を稽古でするのだけど、
これがまた難しいのよ。
如何に自分が台詞の中から「気持ち」も「意味」も捉えていなかったか、
はっきりするわよ。

役の気持ちや、台詞の意味をしっかり捉えていれば、
どんな言葉でも大丈夫。
まぁ、限度はあるけど、面白ければOKね。あと、役に沿っているね。

今まで私何してきたのよ。
ってとっても、恥ずかしい気持ちになってしまったのよね。
ただ、台詞覚えていただけなんじゃないかしら?

あと、冷泉さんが「お前らは俳優じゃない!」ってダメ出しがあった時に
「ああ、そうかも」なんて思う私がいて、ひどく辛かったわ。

役の気持ちや言動の意味・意図を把握して、それを「表現」していく。
それが俳優だと。

「表現」?
その作業していたかしら?

辛いわ。とても、辛い。

辛いときは、この言葉を思い出すの「ノー・ペインは進化しない」
叶姉妹の恭子お姉さまの言葉です。
最近、私が心酔しています、叶姉妹に。特に、恭子お姉さま。

進化には痛みが伴うものなんでしょう。

幼虫から、サナギになり、そして、成虫して蝶になる。
蝶も痛みを伴っているのかもしれない。

辛いときは、そう辛抱するしかないわよ。成長痛なんだと。

持てる力使って、ぶつかっていくしかない。
できてもできなくてもやれば得るものがある。
信じてやっていくしかなわよね。

ああ、あと、冷泉さんが言った事で
「そつなくこなせばいいってもんじゃない。」
俳優という仕事の妙だと。
荒くれでも魅力的なほうが良かったりすると。

きれいにトントンできたからって、「それで?」となる。
【魅力的な表現】とはなんだろか。

「魅力」とはなんだろうか?

またまた冷泉さんの言葉ログだけども
「言葉を知らないと、架空の人物の言葉を
喋ることが出来なくなってしまう」

俳優の仕事は、言葉を操るのだから、言葉を知れと

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歳時記だったり、新聞の社説だったり、本を読めだったり

冷泉さんがホイと渡してくれるものの中の言葉の多さよ。

…冷泉さんにおんぶにだっこだな
胸はまだまだ借りたいと思うけれど、
もっと自分で見つけていかないと。

ここ数回の稽古は相手の言葉を上手く聞けてなかったのよね。
妙に落ち着きがないっていうか。
はぁ、独りよがりはごめんだと思っていたが、
慌てると一人であぷあぷと溺れるようです。

ボールレシーブを思い出して、私。
冷静かつ的確にでも何が何でもボールを落とさないという熱を持って。

で、空回りしたら、「なんだそれ!芝居じゃない!」
なんて言われるのよねぇ。
お芝居ってやること色々ねぇ。

とりあえず、頑張るっス

(記:かわさきみえこ)

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芝居はスポーツだ―「できない」なら、「できる」までやるのみ―

冷泉さんが「芝居はスポーツだ」って言っていたんだけど、
ちっともよく分からなかった。
でも、今日のレッスンで、なんか、そうかもって思えた。

「わが町」第一幕を読んでいる。

【台本は平面図で、立体的にする為の作業として】

  • セリフの意味(意図)を抽出して、自分なりの言葉にしていく。
  • 気になる箇所は自分なりの言葉、現代の言葉にしていく。
  • 意味(意図)が合ってて、見てる人に伝わって・面白ければ、
    言葉は何でもOK

何かが掴めそうだったけど、こりゃ、慣れるまで、反復運動。
失敗に失敗して、成功を見出していく。
できないなら、できるまで、失敗し続け、成功を導く。

前頭葉ですることっていうよりか、小脳ですることなのかも、
お芝居って。

瞬時に平面上にあるセリフから、意味(意図)を感じ取って、
自分のセンスで、言葉を紡いで立体化する。

頭でこうしようと思っていると、それだけ誤差がでるから、
スピード(勢い)が出ない。

“瞬時”これは、小脳に叩き込まないと。
そうそう出来ることじゃないと思うわ。

今日のボールレシーブで、私の感覚と手の位置が
正確にボールを捉えた。

ちょっと言ってることが分からないね。

眼で見なくても、手を伸ばした先に、ボールがあり、
的確にレシーブすることが出来た。

これは、もう頭でこうしようっていうより、
先に身体が反応した。

この感覚って大事じゃない?

「スポーツでは野球やってた奴の方が芝居に向いてる」って、
時々冷泉さんがいうのだけど。

まぁ、贔屓目もあるだろうけど、
この「ボールを手に受けて、投げ返す」って野球が断然得意よね。

ふむ、「芝居はスポーツ」っての、なんとなく分かってきた。

冷泉さん「セリフだけど、大丈夫か?かわさき?」とか、
あーだこーだいうの
「ほんと、人が悪いわー」と私はムスッとしてたけど、
でもさ、自分なりの成功法っていうの?正攻法?を自分でつけ出して、
それを身体(小脳)に叩き込むしかないと思うのよ。

個人個人、会得の仕方や、理解するまでの時間、
その感覚って違うと思うから。

叩き込んで叩き込んで
身体で反応できるように。
読み取るのも、身体の反応。
読み取ったものを形にするのも、身体の反応。
もちろん、頭も心も鍛えるっつーか、豊潤でないと、センスが光らない。
センスなく面白くなければ「なんだそれ、つまんねぇ」って言われる。

「できない」ってことは、「できる」ってことよ。

声はギャンギャン頭から出すし。ボールレシーブもどっかいっちゃう。
バレーボールなんて、ちっとも拾えないし、トスもどっかいっちゃう。
身体も硬い。スピーチも、作文もまるで駄目。
荒武者ピラスは1段落で腰が浮いていた。冷泉さんの指示も分からない。
感想もウジウジして、何言ってるか分からない。
リズムもとっちらかってる。
音程も定まらない。ステップも踏めない。
しょっちゅう、足がつって、こむら返りをおこしていた。

ほんと、まるで駄目子だったのですよ。
あ、いまでも、「底」だったのが、「並」になったぐらいですけど。
でも、底からだったら、並は、まぁ、成長していませんこと?

「できない」ってのは、「できる」ってことより、お得よ。
冷泉さんもいってたけど、「できた」ら、
その先のポテンシャルをどう保つのか。
それって、結構過酷なことだと思うわ。

「できなかったら、できるまでやるしかない」

ま、まだ、どうも、ここが弱いなとか、
身体と声もバラバラしてるなとか、まだまだ胸を借ります。
ぶつかっていくしかねぇ!!ごっちゃんです!

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突然、ホワイトボードに「生きていくって何だ?」と書く冷泉さん
「俺、こんなの聞かれたら、腹立つよなー」という冷泉さん。
「ほんと、人が悪いなー」と思う私。

私の解は「魂の思うままに行動する」

自分がしたいと思ったことをしていくのが、生きていくことだと思うわ。
あ、犯罪とかはしないわよ。その分別はつけたいわね。
他の人の解答も面白かったわ。「我慢」とか「折り合い」とか。
へーそんなこと思うんだーって、楽しいわね。こういう話。

「生きていく」ってなんでしょうね。

(記:かわさきみえこ)

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無意識で出していた声。今バラバラだと体が感じている。

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「わが町」の台本を眺める、上山と草田

「ちょっと本読んでみるか。」と、
「わが町」第一幕を用意する冷泉さん。
普通に読むって大変よねぇ。とやっぱり本を持つと思う。
でも、前よりか、普通に読めるようになってきた私がいるわね、
と感じた。

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歩いて声を出す、バランスをとって声を出す。
セリフをいう、スピーチをする、作文を読む、歌を歌う。
荒武者ピラス。

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レッスンを受けていて、「声」を意識するようになり、
いまバラバラであると違和感を覚えるようになった。
以前までは何にも感じてなかった。

大きい声を出すことが出来る分、
肚を使った良い声の出し方がちっとも分かってない私。
まだ、声と身体がバラバラ。
肚も使えている時と使えてない時がある。バラバラ。

ま、違うなーって思えるだけ、進歩進歩。

次は、すべてがリンクするように、分からないながらも、声を出そう。

(記:かわさきみえこ)

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みんなの作文と冷泉さん―才能+努力これに勝ることはない―

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みんなの作文と冷泉さん
週1回提出で、いまのメンバーが10人ぐらいだから、
三週間分とかたまると30の作文を冷泉さんみますのね。
あらあら、作文に囲まれて魔法陣みたいになっていますわ。

最近の作文でキラッと光っていますのは、草田陸

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陸がもともともっている実直さに、
言葉のチョイスが等身大で分かりやすい。

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荒武者ピラス、皆の声を聞いている冷泉さん
メンバーの声は段々とよくなっています。
ほんの少しずつではありますが。
これを実践に繋げていけるかはまだ先の話。
でも確実によくなっています。

「ブログで書きますわ。」なんて言っちゃう、
気がちっさい私。
いやね、冷泉さんと飲んでいる時に、
ちゃんと話せばよかったんだけど、なんか気恥ずかしくてさ。
ほんと気が小さいわね。

話の中で「三宅と草田は芝居のセンスがいいな。」と冷泉さんが。
それを聞いた私は「だから?」って思っちゃったのよね。
いやさ、才能やセンスはあった方がいいに決まっているけれど。
だからどうしたって感じ。
センスがいい組に入ってなくて、悔しかったのかもしれない。
でも、才能やセンスがあるからって、何かが決まるわけでもないでしょ。
私は「ド根性」が大好きだから、才能やセンスがあろうがなかろうが、
1にも努力、2にも努力、3・4も努力、5にも努力。
鍛練が必要だと思うし、継続するってのも、ある意味才能よね。

と自分に都合のよい解釈をしています。

稽古場ブログもなんだかんだ私が書き始めて3年ぐらいするんだもんね。
定期的に発信しているって、これってなかなかの才能じゃない?
とはいえ、レッスンは週に2回はあるのだから、
ネタには困らないのよね。
いつも、発見がある。

才能ねぇ。
「かわさきは“何か”ある」と言われてことは多いです。
なので、やっていけるようにも思える。
一回だけ、舞台に立ったこともない小学校の同級生に
「お前なんかに才能ねーよ。」と言われた時は、
「そんなこというあんたは嫌いだ!私には才能あるわ!」
と凄い勢いで噛みついて、縁を断ちましたがね。
うん、私自身は「やってける」自信をなんの根拠もなく持っています。

人にどう言われようが、自分に自信がなかろうが、
「人前に立ちたい」「この仕事をしたい」って自分が強く思って、
それでいて、日々の努力を怠らない。
「いつか仕事が来る」と「売れる」と信じて、
今日も今日とて作文を書きます。

そこに戻るのかいって感じだけど、週1回の作文を欠かさず書くって、
なかなかな鍛練よねぇ。作文を書くためには本を読まないといけないし、
日々なんとなく街歩いているときでもネタ探ししなくちゃいけないし。
字はきれいに読みやすく。
文章も人に伝えることを意識して、声に出して発表するときも、
見ている人に届くように。

…結構なことしているわねぇ。

そういや、会長は常々こんなこと言ってたような。
「才能があるうさぎが努力してやっと得られるものがこの世界で。
でも、かめだって努力すればゴールにはたどり着ける。」

私はかめだけど、努力でなんとかやっていくわ。
だって、私が選んだやりたいことだもん。
あろうがなかろうが、私は信じて、日々の鍛練を積むだけ。

華を育てるのは私自身

(記:かわさきみえこ)