<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0" xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"><channel><title>俳優の心得（たぶん）冷泉さんが言ってました</title><description>俳優・ミュージシャンの冷泉公裕さんとご縁があった仲間達による回想エッセイ。</description><link>https://kitachan.jp/</link><item><title>『ポンユー』</title><link>https://kitachan.jp/reizei/archives/4476/</link><guid isPermaLink="true">https://kitachan.jp/reizei/archives/4476/</guid><description>「なんか、ポンユーみたいな感じだったもんな〜」 ん？今、何て…？ 僕はマスターに聞き返した。 店を出て、駅へ向かう帰り道。 ふと、その言葉を思い出す。 そして唇を噛み締めた。 今から書くのは、その時の話。 クラクラ。Bar ブラン・ブラン。それから、南海と。 冷泉さんの足跡を探し続けてきた。 そもそもは、僕が師である冷泉さんを知りたくて、始めた旅。何が好きで、何を大切にしていたのか。どんな人達と交…</description><pubDate>Thu, 20 Oct 2022 10:26:46 GMT</pubDate><content:encoded>&lt;p&gt;「なんか、ポンユーみたいな感じだったもんな〜」&lt;br&gt;
ん？今、何て…？　僕はマスターに聞き返した。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;店を出て、駅へ向かう帰り道。&lt;br&gt;
ふと、その言葉を思い出す。&lt;br&gt;
そして唇を噛み締めた。&lt;br&gt;
今から書くのは、その時の話。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;クラクラ。Bar ブラン・ブラン。それから、南海と。&lt;br&gt;
冷泉さんの足跡を探し続けてきた。&lt;br&gt;
そもそもは、僕が師である冷泉さんを知りたくて、始めた旅。何が好きで、何を大切にしていたのか。どんな人達と交流していたのか。改めて気になった。&lt;br&gt;
もちろん稽古中に、教えてもらったことは沢山ある。それから稽古以外でも、飯屋と呑み屋をはじめ、銭湯に舞台。レストランに古本屋。喫茶に神社。本当に色々なところへ連れて行ってもらった。事務所に入ったのが、浅い割には、図々しく頼み込み、連れて行ってもらった方だと思う。けど、それでも知らないことばかりだった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;それともう一つ理由がある。&lt;br&gt;
個人稽古の最中のこと。いつも通り、ストレッチを済ませ、ワンツースリー(1から10のカウントを腹式呼吸を意識して、音程をそろえ、発声する練習)をしている時に違和感を抱いた。個人稽古を始めてから、約三年。はじめての感覚だった。&lt;br&gt;
これでいいんだっけ。&lt;br&gt;
自分に問いかけてしまった。&lt;br&gt;
決して弱くなったわけじゃない。&lt;br&gt;
どこか遠くなるというか、&lt;br&gt;
なんていえばいいのか。&lt;br&gt;
とにかく、一瞬わからなくなった。&lt;br&gt;
見えない物体に押しつぶされてしまった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;やり続ける事が大切で、やり続けることが自信になる。冷泉さんが浅草サンボアで僕に伝えてくれた言葉は、実にシンプルでずっと心に残っている。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;その意味も自分なりには消化して、信じてやってきたつもりだった。僕の稽古メニューは、冷泉さんが、試行錯誤して、たどり着いたもの。それだけは必ず続けよう。個人稽古を始める時に、最初に自分と約束した事だった。そして自分なりに必要だと思うところは、ボーカルレッスンの時にアドバイスをもらった丸尾さん、そして冷泉さんの師でもある加瀬玲子さんの本を読み、自分なりに足していった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;それでも、わからなかった。&lt;br&gt;
何をどうしたらいいのか。合っているのか。&lt;br&gt;
このまま続けていればいいのか。&lt;br&gt;
僕が事務所に入った時の先輩も後輩も辞めていて、もういない。かといって、誰か事務所の人に相談する気も湧かず、淡々とこなし続けていた。小さなプライドなのか。今思えば、自分の中で解決したかったのかもしれない。結局そんな悩みも、神保町にある古本屋でバカボンを見つけ、立ち読みした時に見つけた「それでいいのだ」。その言葉に救われ、悩みは飛んでいった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そんなこともあって、無性にお酒を飲みたくなり、そこで閃いたのが、冷泉さんを知っている人を訪ねてみようだった。よく飲みに連れて行ってもらった帰り道。少し寄ってくる。そう言い残し、冷泉さんは決まって新宿ゴールデン街に向かっていたことは知っていた。だから、僕はそこを旅の始まりに選んだ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;新宿ゴールデン街は、不思議な魅力で溢れている。&lt;br&gt;
はじめましてから始まる堅苦しい挨拶もあっという間に溶けて、人と人とが交わっていく。その当たり前の中に、粋な温かさと付かず離れずの気楽さが漂っている。&lt;br&gt;
冷泉さんが好きだった理由が、少しだけ僕にもわかった気がした。そして、いつの間にか、そんなことも忘れて僕も新宿ゴールデン街を好きな一人になっていた。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そのゴールデン街の外れ。一人でお酒を楽しみに行く時に寄るところが「かくれんぼ」というbar。&lt;br&gt;
過去にも、このブログ内で紹介されていたが、冷泉さんの一番のお気に入りだった場所だ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;僕は南海に寄った後、このbarに向かった。&lt;br&gt;
何人かに道を尋ねながら、やっと辿り着くことができた。なんともわかりにくい所。&lt;br&gt;
細い階段を上がり、扉を開ける。&lt;br&gt;
マスターに自己紹介をし、今回の経緯を話した。あまりに楽しくて、そして嬉しくて、&lt;br&gt;
その日僕はほとんどメモを取るのを忘れていた。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;翌日、メモ帳を読み返しても一言。&lt;br&gt;
「かくれんぼに出逢えて、よかった」。&lt;br&gt;
それと写真が２枚。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;一つは、冷泉さんが調子がいい時にストレートで飲んでいたお酒、CALVADOS。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src=&quot;https://kitachan.jp/reizei/wp-content/uploads/2022/10/301995673_417939083543461_3944290311389764926_n-1-768x1024.jpg&quot; alt=&quot;&quot;&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;もう一つは、やっぱりここにもあった黒田征太郎さんの絵。(冷泉さんがプレゼントしたもの)&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src=&quot;https://kitachan.jp/reizei/wp-content/uploads/2022/10/301971687_2118452104982847_7518065024597503836_n-1-768x1024.jpg&quot; alt=&quot;&quot;&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;なんとなく、今になって嬉しかった理由を振り返ると、冷泉さんの話を聞けただけじゃない。きっと、マスターの泰司さんが冷泉さんに似ていたからだと思う。温かい笑顔と、芯のある頑固さが伝わる人。そしてハッキリと物申す姿も、どこか重なるところがあった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;結局、それから二ヶ月後。僕は再度、「かくれんぼ」を訪ねた。マスターの泰司さんに、初めて来た時は楽しくて、嬉しくて。ほとんど何にもメモも取っていなくて…。&lt;br&gt;
もう一度、冷泉さんの話、聞いてもいいですか？&lt;br&gt;
素直に伝えると、泰司さんは色んな話をしてくれた。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そもそもの出会いは、たまたまお店が暇だった時に、泰司さんが、近くの「三日月」に飲みに行き、そこのマスターが紹介してくれたことが始まりだった。&lt;br&gt;
「バー近いなら、行ってやるよ」&lt;br&gt;
その１週間後、冷泉さんはお店に来ると、そこからは気に入って、寄るようになる。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;話を聞く中で、懐かしかったのが「くしゃみ」の話。&lt;br&gt;
冷泉さんは、飲み過ぎると、くしゃみをする。&lt;br&gt;
「泰司、これは風邪じゃないから」。&lt;br&gt;
それが口癖だったようだ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;実際、僕も言われた事があった。&lt;br&gt;
「谷、これは風邪じゃないからな」。&lt;br&gt;
同じ思い出が、生きている。&lt;br&gt;
うまくは言えないが何か嬉しかった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;思い出話は続く。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;たまたま、店内にいた映画好きのお客が冷泉さんのファンで。何かの作品に口出しをした時。&lt;br&gt;
「そこまで言うなら、ファンやめてもらっていいですよ」と。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;泰司さんは、「冷泉さん、言っちゃって大丈夫ですか？」と聞くと、&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「お前だって言うんだろう」と一言。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;冷泉さんは、野暮ったいのが嫌いだった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;それから、ミーハーの客に俳優ですよね？&lt;br&gt;
何か出てましたよね？&lt;br&gt;
と聞かれると、スマホを指差して&lt;br&gt;
「得意のアレで、探したらいいじゃない？」&lt;br&gt;
冷泉さんらしい、言い回しで返していたようだ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そんな思い出たちを語り終え、&lt;br&gt;
泰司さんは、冷泉さんにさ&lt;br&gt;
「お前の店、割といいと思うよ」と言われてさ。&lt;br&gt;
それが今でも励みになってるんだよね。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;その時の表情は、今までとは違って、&lt;br&gt;
一瞬気の抜けた感じで。&lt;br&gt;
優しい微笑みだった。&lt;br&gt;
そして、続け様に、&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;谷くん、なんて言えばいいかな〜&lt;br&gt;
冷泉さんはさ、&lt;br&gt;
「なんか、ポンユーみたいな感じだったもんな〜」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ん？今、何て…？&lt;br&gt;
僕はマスターに聞き返した。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ポンユー。そりゃ、知らないよな〜。&lt;br&gt;
友達っていうか、ね(笑)？&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;濁した中にも、はっきりと見える関係性。&lt;br&gt;
何よりも泰司さんも冷泉さんのことを大好きなのが、すごく伝わった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ポンユーというのは、昭和期前半頃まで使われていた言葉で、「友人・友達」を指す言葉らしい。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「いい言葉ですね！」&lt;br&gt;
そう言い返すと、泰司さんは照れ臭そうに笑っていた。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;冷泉さんの好きだったお店を巡っていると、&lt;br&gt;
いつの間にか、僕もその店を好きになっている。この感覚が、毎回続くのは何でだろうか。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;この文章を書いている時も浮かぶのは、&lt;br&gt;
冷泉さんに会いたい。その想いだけ。&lt;br&gt;
ふと、その気持ちに帰ってしまう。&lt;br&gt;
少し迷った時に思い出すのも、&lt;br&gt;
「お前は眼と声がいいよ。そのままでいいよ。」&lt;br&gt;
冷泉さんの言葉が心に残っている。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;足跡を探して、たどり着いたゴールデン街。そこで冷泉さんが大切にしていた人達と出逢うことができた。そして不思議なことに、その人達や場所が僕に伝えてくれることが冷泉さんの言葉と重なる場面が何度もあった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;酒場は学舎。冷泉さんの言う通りだ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;俳優にとって大切なことは、どんな生活をしているか。&lt;br&gt;
どんな人と出会ってきたか。何を大切にしてきたか。&lt;br&gt;
つまりは、役者の生き方そのものが芝居に繋がる。&lt;br&gt;
僕が冷泉さんを知りたくなった理由は、その答えに辿り着く為だったのかもしれない。&lt;br&gt;
そう考えると、冷泉さんが稽古の中で、作文をやスピーチを大切にしていたことの意味にも繋がる。&lt;br&gt;
ここに気付くのに、時間はかかった。&lt;br&gt;
ただ言い換えれば、必要な時間だった。そして、この感覚が今までの僕を受け止め、自信を与えてくれた。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;出逢う人。それから好きな場所。&lt;br&gt;
そして、日々の感動や感謝も逃さないように、僕も冷泉さんのように”生き方”を大切にしていきたい。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;冷泉さん&lt;br&gt;
僕、やり続けます。&lt;br&gt;
これからも、見守っててください。&lt;/p&gt;</content:encoded><dc:creator>谷裕介</dc:creator><category>お酒</category><category>記憶</category><enclosure url="https://kitachan.jp/reizei/wp-content/uploads/2022/10/301971687_2118452104982847_7518065024597503836_n-1.jpg" length="0" type="image/jpeg"/></item><item><title>『ほんもの』</title><link>https://kitachan.jp/reizei/archives/4464/</link><guid isPermaLink="true">https://kitachan.jp/reizei/archives/4464/</guid><description>ふと、冷泉さんに鰻をご馳走になった時の場面を思い出した。 日本橋の鰻屋に帽子を忘れたらしく、それを取りに行くついでに、少し呑むかと誘われた。 まだ事務所に入って、二か月半くらいだったろうか。 はじめてのサシ飲み。僕は緊張していた。 お店に入り、店員さんと少し会話をしながら、 ビールと肝焼き。漬物の盛り合わせ。 そして、うな重が出てきた。どれも美味しい。 食べる度に、美味しいです‼︎ その言葉しか出…</description><pubDate>Thu, 02 Jun 2022 10:04:25 GMT</pubDate><content:encoded>&lt;p&gt;ふと、冷泉さんに鰻をご馳走になった時の場面を思い出した。&lt;br&gt;
日本橋の鰻屋に帽子を忘れたらしく、それを取りに行くついでに、少し呑むかと誘われた。&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
まだ事務所に入って、二か月半くらいだったろうか。&lt;br&gt;
はじめてのサシ飲み。僕は緊張していた。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;お店に入り、店員さんと少し会話をしながら、&lt;br&gt;
ビールと肝焼き。漬物の盛り合わせ。&lt;br&gt;
そして、うな重が出てきた。どれも美味しい。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;食べる度に、美味しいです‼︎&lt;br&gt;
その言葉しか出てこない僕に、&lt;br&gt;
「もう、わかったよ」と言っては笑みを浮かべ、&lt;br&gt;
そして続けて、冷泉さんは、&lt;br&gt;
谷！スーパーとかの養殖じゃなくて、安いもので満たすんじゃなくて、しっかりお金を貯めて、「本物」を食べろよ。「お芝居」も一緒。名作を観ろ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「本」も一緒。名著を読め。&lt;br&gt;
ちゃんとお金を払って、いい舞台をみろ。&lt;br&gt;
いくらでも、いいモノは教えてやるから。&lt;br&gt;
真剣な目で伝えてくれました。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;その冷泉さんの言葉は、僕の胸に刺さり、&lt;br&gt;
そして、今の事務所に入って、よかった。&lt;br&gt;
ここで、頑張ってみよう。そんな風に当時のメモ帳に、感想が残っていました。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;僕の事務所では、冷泉さんが所有していたDVDを今でも自由に借りることができる。どれも名作ばかりだが、時にマニアックなものある。&lt;br&gt;
ただ、それも観てみると、選んだ理由がわかる。そこに今でも僕は冷泉さんを探し、稽古時の言葉や表現が、ふと重なる時があると不思議で仕方がない。&lt;br&gt;
たしかな記憶が生き続けている。そう思えるんです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そもそも、この話を思い出したのは、&lt;br&gt;
前回の旅の続き。冷泉さんが一人で通っていた&lt;br&gt;
「南海」で聞いた話と重なったからで。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;Barブランのママ、きわさんに紹介してもらい、&lt;br&gt;
僕は「南海」に入った。&lt;br&gt;
ドアの上を見上げると、黒田さんの絵がある。&lt;br&gt;
ここにも、あるのか。&lt;br&gt;
僕は思わず笑ってしまった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src=&quot;https://kitachan.jp/reizei/wp-content/uploads/2022/06/284729084_804531177198317_5848530115941784903_n-1024x768.jpg&quot; alt=&quot;&quot;&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そして、経緯を話した。すると、なみさんは「タイミングが良かったわね。&lt;br&gt;
私ね半年くらい、お休みしていたのよ。」&lt;br&gt;
ここでも偶然なのか、幸運に恵まれた。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;あなたが座っているところに、&lt;br&gt;
いつも冷泉さんも座っていたの。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src=&quot;https://kitachan.jp/reizei/wp-content/uploads/2022/06/284363122_385001560247140_7480701483987860976_n-768x1024.jpg&quot; alt=&quot;&quot;&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;冷泉さんは、いつも決まってカウンターの真ん中の席を好んで座っていたらしい。&lt;br&gt;
普段は寡黙だけど、時折白黒はっきりと物申すところがあるわよね。&lt;br&gt;
そういう所好きだったな。&lt;br&gt;
それと、アマリア・ロドリゲスって知ってる？&lt;br&gt;
僕はふと記憶辿った！&lt;br&gt;
冷泉さんが話してた人だ！&lt;br&gt;
知ってます！&lt;br&gt;
ファドの人ですよね？と答えた。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そうそう、彼も好きでね。&lt;br&gt;
子供のときにね、大人になったらリスボンに行くんだって思ったんでしょ？&lt;br&gt;
そして叶えたのよね、その夢。&lt;br&gt;
リスボンの話をする時は、無邪気な顔してたわ。&lt;br&gt;
なみさんは、懐かしそうに言った。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;それから色々聞けば、隣の女性がしつこく絡んだ時は、お前の話を聞きにきたんじゃないと言い返したり。&lt;br&gt;
隣の男性客がパソコンで、曲や映像をコピーしているのを見て、アーティストに対して失礼だと説教をしたこともあったという。&lt;br&gt;
俳優として、そしてアーティストとして、冷泉さんは「つくる」大切さを重んじていたことが伝わる話だった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;僕は次の店に向かう途中、『リスボン』を聴いた。&lt;br&gt;
新宿の風を切りながら、リスボンを想像してみるけど、少し難しい。&lt;br&gt;
いつか僕も行かなくては、そう決心した夜だった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そして次のbarに向かう。&lt;br&gt;
次に訪ねる場所は、これまた冷泉さんのお気に入り。&lt;br&gt;
その時の話は、また今度に。&lt;/p&gt;</content:encoded><dc:creator>谷裕介</dc:creator><category>お酒</category><category>記憶</category><enclosure url="https://kitachan.jp/reizei/wp-content/uploads/2022/06/284729084_804531177198317_5848530115941784903_n.jpg" length="0" type="image/jpeg"/></item><item><title>『とびら』 谷裕介</title><link>https://kitachan.jp/reizei/archives/4459/</link><guid isPermaLink="true">https://kitachan.jp/reizei/archives/4459/</guid><description>ゴールデン街「Barブラン」。 冷泉さんとの会話でよく出てきた名前。 課題の作文が返却されたときだったのか。 用紙の裏に店名をメモしていた。 4月14日、新宿ゴールデン街に寄り道。 入口の地図を見ずに、適当に歩きすぐに「Barブラン」を見つけた。 ただ時間が早すぎた せいか、まだ開いていないようだったので、時間潰しに周辺を散歩。 すると、もう一軒「Barブラン」に似た店を発見。 店名は「ブラン別館…</description><pubDate>Fri, 29 Apr 2022 05:26:26 GMT</pubDate><content:encoded>&lt;p&gt;ゴールデン街「Barブラン」。 &lt;br&gt;
冷泉さんとの会話でよく出てきた名前。&lt;br&gt;
課題の作文が返却されたときだったのか。&lt;br&gt;
用紙の裏に店名をメモしていた。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;4月14日、新宿ゴールデン街に寄り道。 &lt;br&gt;
入口の地図を見ずに、適当に歩きすぐに「Barブラン」を見つけた。&lt;br&gt;
ただ時間が早すぎた せいか、まだ開いていないようだったので、時間潰しに周辺を散歩。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;すると、もう一軒「Barブラン」に似た店を発見。 &lt;br&gt;
店名は「ブラン別館」。姉妹店なのかな…。&lt;br&gt;
携帯で、「ブラン別館」を検索した。&lt;br&gt;
すると、お店のTwitterが目に入る。&lt;br&gt;
別館ママ19時半オープン予定です。 &lt;br&gt;
ラッキーだ。つまり、今目の前にあるお店に、冷泉さんを知っているママさんがいるかも しれない。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;僕は、お店の扉を開けた。 &lt;br&gt;
そこには一人の女性。 &lt;br&gt;
「すいません、ここは会員制で」 「あ、すいません。そうだったんですね。&lt;br&gt;
 あの冷泉公裕って、ご存じないですか」 &lt;br&gt;
え?とその女性は、不思議そうな表情をして &lt;br&gt;
ちょっとおいでと言って、手招きをした。 &lt;br&gt;
僕は、「ブラン別館」のカウンターに座った。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そこで、僕は詳細を話した。 &lt;br&gt;
最後のレッスン生であること。 &lt;br&gt;
冷泉さんが通っていたお店を巡っていること。 &lt;br&gt;
それから、冷泉さんとのエピソード。 &lt;br&gt;
今日着ている服のこと。(冷泉さんが着ていたコート)&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「Barブラン」のママ、きわさんは、 &lt;br&gt;
僕の話を一通り聞くと、優しく微笑んだ。&lt;br&gt;
そして時折、切ない顔をする。 &lt;br&gt;
ハイボールと日本酒。 &lt;br&gt;
二人で、冷泉さんに乾杯をした。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そして、次は僕がきわさんに話を聞いた。&lt;br&gt;
いろんな思い出が返ってきた。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;【初対面】 &lt;br&gt;
紹介でやってきた冷泉さん。たまたま隣にいた客に、セブンのフクシン君と気付かれて、 あぁ、その話はいいよとあしらっていた。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;【ある曲の秘話】&lt;br&gt;
店で曲を流して、お酒に例える遊びをしていて、 &lt;br&gt;
きわさんのアイデアで、「靴が一足あったなら」はサザンカンフォートに。冷泉さんは気 に入っていた。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;【雑談】 &lt;br&gt;
銀座のルパンにて、きわこがさ、きわこがさと太地喜和子の話を嬉しそうにしていた。&lt;br&gt;
また浅草にある赤垣という居酒屋が好きで、そこの大将を男前って言っていた。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;【ライヴポスター】&lt;br&gt;
冷泉さんと黒田征太郎さんのライヴの時に、購入したポスターを見せてもらった。&lt;br&gt;
すごく不思議なことは、僕が冷泉さんを巡る旅をしているところには、必ず黒田さんの絵がある。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src=&quot;https://kitachan.jp/reizei/wp-content/uploads/2022/04/278500141_722048988809087_4732458848058815284_n-768x1024.jpg&quot; alt=&quot;&quot;&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;店内に流れる、冷泉さんの歌を聴きながら、&lt;br&gt;
最初聴いた時は、歌が下手だと思ったよ。 &lt;br&gt;
でも今はスイッチが入って、いつの間にか、泣いちゃうようになったのよねと、きわさん は言った。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そして続けて、旅の帰りには、お土産などをくれてね。 &lt;br&gt;
レースのハンカチなんかは未だに使わず置いてあるかな。本当に、心地よい距離感の人 だった。&lt;br&gt;
ママの熱い気持ちがまっすぐに伝わった。&lt;br&gt;
楽しかった話を聞くと、嬉しくなるだけじゃなくて、 少し寂しくなる。&lt;br&gt;
僕もぐっと気持ちをこらえた。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;このあと、どうするの?ときわさんに聞かれ、&lt;br&gt;
ぜひ、南海(なみ)にも行ってみてよ。 そこも、冷泉さんが一人で通っていたところだから。 &lt;br&gt;
そのお店の前まで送ってもらい、僕はまた新しい扉を開けて、南海さんに自己紹介をした。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;南海での話。&lt;br&gt;
そして僕はこの後、冷泉さんの行きつけだったBarかくれんぼに寄り道を続 ける。&lt;br&gt;
その話は、また今度。&lt;/p&gt;</content:encoded><dc:creator>谷裕介</dc:creator><category>お酒</category><category>記憶</category><enclosure url="https://kitachan.jp/reizei/wp-content/uploads/2022/04/278500141_722048988809087_4732458848058815284_n.jpg" length="0" type="image/jpeg"/></item><item><title>いつのまにかできるようになっていた</title><link>https://kitachan.jp/reizei/archives/4455/</link><guid isPermaLink="true">https://kitachan.jp/reizei/archives/4455/</guid><description>「いつのまにか、川崎の作文が良くなっていた！！！」 冷泉さんの作文コメントで1番嬉しかったひと言 最初は「読めたものじゃない」と言われるほど 酷かった私の作文 ワークスタジオで作文を週1回提出し続けて 5年目ぐらいだったかしらね このひと言をもらったのは 毎週必ず作文の提出があり 冷泉さんはワークスタジオ生全員の作文をチェック 漢字間違いや言葉のチョイス、表現が分かりづらいなどの指摘 「お前たちは…</description><pubDate>Mon, 18 Apr 2022 13:18:18 GMT</pubDate><content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img src=&quot;https://kitachan.jp/reizei/wp-content/uploads/2022/02/IMG_5398-1024x1024.jpg&quot; alt=&quot;&quot;&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「いつのまにか、川崎の作文が良くなっていた！！！」&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
冷泉さんの作文コメントで1番嬉しかったひと言&lt;br&gt;
最初は「読めたものじゃない」と言われるほど&lt;br&gt;
酷かった私の作文&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
ワークスタジオで作文を週1回提出し続けて&lt;br&gt;
5年目ぐらいだったかしらね&lt;br&gt;
このひと言をもらったのは&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
毎週必ず作文の提出があり&lt;br&gt;
冷泉さんはワークスタジオ生全員の作文をチェック&lt;br&gt;
漢字間違いや言葉のチョイス、表現が分かりづらいなどの指摘&lt;br&gt;
「お前たちは点数があったほうが分かりやすいだろう」と点数もつけるようになり&lt;br&gt;
たまにコメントもあり、今回はあるかな〜なんて楽しみになっていたっけ&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
いつのまにか&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
週1回のワークスタジオは&lt;br&gt;
作文提出（お題は自由、自分で見つけくる）&lt;br&gt;
ボールレシーブ&lt;br&gt;
体操&lt;br&gt;
スピーチ&lt;br&gt;
先攻後攻&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
たまに台本を読んだり、時代劇のワンシーンを演じたり&lt;br&gt;
鍋を囲んだり、春の隅田川で花見散歩したり、映画を観たり観に行ったり&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
いい作文があると、書いた人がそれを読むとか&lt;br&gt;
他の人が読むということもあった&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
私、最初のうちは作文が嫌いでねぇ&lt;br&gt;
小学校の読書感想文とかも嫌いだった&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
ブログは好きだから書いていたけれど&lt;br&gt;
なんでか作文は嫌いだった&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
ワークスタジオに通い始めた時は&lt;br&gt;
なんでか「褒められたい」意識があった&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
というか、元々「褒められたい」意識が強いのだろう&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
それではうまくいかないって気がついて&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
ありのまま話すのがいいなって気がついて&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
ありのまま話すように作文を書いていったら&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
「いつのまにか良くなっていた」&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
自分自身をありのまま話すって抵抗があったのかもしれないね&lt;br&gt;
いや、それをダメだと思い込んでいたように思う&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
でも、自分のままで良かったんだなって&lt;br&gt;
ワークスタジオに参加して気がついた&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
冷泉さんにも「かわさきのままだと面白いのになぁ」&lt;br&gt;
とセリフを読んでつまらなくなった時に言われていたっけ&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
今、私は演じることから離れている&lt;br&gt;
ありのままの、私のままの&lt;br&gt;
自分ができることを懸命にしている&lt;br&gt;
最高に充実しているし、自己肯定感が高まっている&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
元々、自己肯定感は高い人間だったが&lt;br&gt;
ワークスタジオに通って、より高まった&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
それに「人の話を聞く」ということができるようになった&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
素直に人の話を聞くって意外と難しい&lt;br&gt;
セリフを覚えるだけで終わってしまうのは芝居じゃないって気がついたのも&lt;br&gt;
ワークスタジオに通ってから&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
セリフ覚えるだけで終わっている芝居はどうしてもつまらない&lt;br&gt;
「人の話を聞く」そして「自分の話を相手にわかるように伝える」&lt;br&gt;
スピーチや作文で鍛えられたと思う&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
ワークスタジオに通って&lt;br&gt;
冷泉さんにいろんな話を聞かせてもらって&lt;br&gt;
今の私はとても豊かだ&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
冷泉さん、私いまとても豊かになって&lt;br&gt;
充実しています&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
これからももっと、素敵になり&lt;br&gt;
いつのまにか良くなっていきます&lt;/p&gt;</content:encoded><dc:creator>かわさき みえこ</dc:creator><category>作文</category><enclosure url="https://kitachan.jp/reizei/wp-content/uploads/2022/02/IMG_5398.jpg" length="0" type="image/jpeg"/></item><item><title>新宿「かくれんぼ」冷泉さんがその日の終わりに飲みへ行くバー</title><link>https://kitachan.jp/reizei/archives/4446/</link><guid isPermaLink="true">https://kitachan.jp/reizei/archives/4446/</guid><description>「かわさきよぅ、酒は飲めるか飲めないかだ」 なんでか、冷泉さんのひと言の中で1番カチンときた 新宿にあるバー「かくれんぼ」で飲んでいる時 私が「お酒は飲めるが、日本酒やウイスキーは苦手だ」とマスターに話していたら 隣に座っていた冷泉さんに、そう言われた カチンときたから、それから日本酒もウイスキーも飲んで 飲めるようになっていた いまじゃ何でも来いだ ◇ 「かくれんぼ」には冷泉さんが命名したカクテ…</description><pubDate>Sat, 26 Feb 2022 15:14:27 GMT</pubDate><content:encoded>&lt;p&gt;「かわさきよぅ、酒は飲めるか飲めないかだ」&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
なんでか、冷泉さんのひと言の中で1番カチンときた&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src=&quot;https://kitachan.jp/reizei/wp-content/uploads/2022/02/IMG_2837-768x1024.jpg&quot; alt=&quot;&quot;&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;新宿にあるバー「かくれんぼ」で飲んでいる時&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
私が「お酒は飲めるが、日本酒やウイスキーは苦手だ」とマスターに話していたら&lt;br&gt;
隣に座っていた冷泉さんに、そう言われた&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
カチンときたから、それから日本酒もウイスキーも飲んで&lt;br&gt;
飲めるようになっていた&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
いまじゃ何でも来いだ&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
◇&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
「かくれんぼ」には冷泉さんが命名したカクテルがある&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src=&quot;https://kitachan.jp/reizei/wp-content/uploads/2022/02/IMG_1150-819x1024.jpg&quot; alt=&quot;&quot;&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;“サウダージ“&lt;br&gt;
隣のおばさんが注文したものを&lt;br&gt;
なぜか冷泉さんが命名することになり&lt;br&gt;
サウダージと名付けたんだとか&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
カシスとラムのカクテル&lt;br&gt;
甘くて飲みやすい&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src=&quot;https://kitachan.jp/reizei/wp-content/uploads/2022/02/IMG_1151-819x1024.jpg&quot; alt=&quot;&quot;&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;冷泉さんが頼んだ一杯は&lt;br&gt;
“サイレントウインドウ“&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
シェリーをトニックで割ったもの&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
ん〜、私には大人の味でしたね&lt;br&gt;
たまたま同じ日に「かくれんぼ」で飲んでいた木原さんに飲んでもらったわ&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src=&quot;https://kitachan.jp/reizei/wp-content/uploads/2022/02/IMG_1153-1024x768.jpg&quot; alt=&quot;&quot;&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;◇&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
「結局、飲めるか飲めないかでした」&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
ひとりで「かくれんぼ」へ飲みにいった時にマスターへこう話すと&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
マスターは&lt;br&gt;
「あの時は冷泉さんの手前言えなかったけれど、お酒は種類によって体質あるからね〜」と&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
それ早く言ってよ〜&lt;br&gt;
ま、でも、冷泉さんの前では言えないか&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
野球好き同士で冷泉さんをとても慕っていたマスター&lt;br&gt;
冷泉風ライブでも同席することが多かった&lt;br&gt;
店内で時折、冷泉さんの歌が流れていたり&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src=&quot;https://kitachan.jp/reizei/wp-content/uploads/2022/02/IMG_E1155-1024x860.jpg&quot; alt=&quot;&quot;&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;快活で話していて気持ちがいい人&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
冷泉さんもそう思っていたのかな&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
何軒かはしごする時、最後は「かくれんぼ」へ行くことが多かった&lt;/p&gt;</content:encoded><dc:creator>かわさき みえこ</dc:creator><category>お酒</category><enclosure url="https://kitachan.jp/reizei/wp-content/uploads/2022/02/IMG_E1155.jpg" length="0" type="image/jpeg"/></item><item><title>冷泉風ライブ リスボンの思い出トークⅡ</title><link>https://kitachan.jp/reizei/archives/4439/</link><guid isPermaLink="true">https://kitachan.jp/reizei/archives/4439/</guid><description>冷泉さんが5歳の頃に読んだ絵本に出て来る帆船に書かれた「LISBOA(リスボア)」という言葉の響きに惹かれ、子供の頃からずっと行きたかった国、ポルトガル。 長い年月を経て念願が叶い、リスボンを訪れることが出来たのは2003年でした。 リスボンにあるロシオ駅が見えるホテルに投宿した冷泉さんと、ホテルのナイトポーター（夜勤のポーター）とのちょっとした触れ合いのお話です。 この動画は2016年12月12…</description><pubDate>Mon, 10 Jan 2022 11:10:03 GMT</pubDate><content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img src=&quot;https://kitachan.jp/reizei/wp-content/uploads/2022/01/Youtube%E7%94%A8%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%83%8D2-1024x576.jpg&quot; alt=&quot;&quot;&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;冷泉さんが5歳の頃に読んだ絵本に出て来る帆船に書かれた「LISBOA(リスボア)」という言葉の響きに惹かれ、子供の頃からずっと行きたかった国、ポルトガル。 長い年月を経て念願が叶い、リスボンを訪れることが出来たのは2003年でした。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;リスボンにあるロシオ駅が見えるホテルに投宿した冷泉さんと、ホテルのナイトポーター（夜勤のポーター）とのちょっとした触れ合いのお話です。&lt;/p&gt;
&lt;div class=&quot;video&quot;&gt;&lt;iframe src=&quot;https://www.youtube-nocookie.com/embed/niGYQGQzyYk&quot; title=&quot;YouTube動画&quot; loading=&quot;lazy&quot; allow=&quot;accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture&quot; allowfullscreen&gt;&lt;/iframe&gt;&lt;/div&gt;
&lt;p&gt;この動画は2016年12月12日に恵比寿の天窓Switchで行われた「冷泉風ライブ」の映像です。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;リスボンの思い出トークその1と、冷泉さん作詞の楽曲「リスボア」のライブ映像はこちら &lt;a href=&quot;https://www.youtube.com/watch?v=sSSRPc73eTI&amp;#x26;t=0s&quot;&gt;https://youtu.be/sSSRPc73eTI&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;p&gt;『 リスボア 』&lt;br&gt;
詞：冷泉公裕/曲：Anibal Nazare/編曲：河合徹三&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;やって来た西の果ての古い街には&lt;br&gt;
黒い髪と優しい眼の人がいた&lt;br&gt;
すりへった　石畳鈍く光り&lt;br&gt;
路面電車は音高く　走り去る&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;リスボンという名前　ずっと思っていた&lt;br&gt;
子供の頃読んだ　船が出て来る港&lt;br&gt;
不思議なひびきに引き寄せられて&lt;br&gt;
きっといつかは行こうと思ってた&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;坂を上り坂を下り　歩いてみた&lt;br&gt;
人は笑い　唄い　叫んでいた&lt;br&gt;
泣きじゃくる子供の声が&lt;br&gt;
見つめる大人たちの微笑が&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;リスボンという名前　ずっと思っていた&lt;br&gt;
子供の頃読んだ　船が出て来る港&lt;br&gt;
不思議なひびきに引き寄せられて&lt;br&gt;
きっといつかは行こうと思ってた&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;あたり前の人の暮らしがここにはある&lt;br&gt;
何気ない豊かな人の暮らしが&lt;br&gt;
昏れてゆく街を見つめながら&lt;br&gt;
僕は心につぶやいていた&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;昏れてゆく街を見つめながら&lt;br&gt;
僕は心につぶやいていた&lt;/p&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;p&gt;*「冷泉公裕商店」にて冷泉風アルバム三部作販売中！&lt;br&gt;
&lt;a href=&quot;https://reizei-store.stores.jp/&quot;&gt;https://reizei-store.stores.jp/&lt;/a&gt;&lt;br&gt;
*「リスボア」収録アルバム購入はこちら&lt;br&gt;
・冷泉公裕セカンドアルバム「“眠らぬ愛”へのラブレター」&lt;br&gt;
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・冷泉公裕サードアルバム「冷泉風ライブ」&lt;br&gt;
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&lt;p&gt;冷泉さんが5歳の頃に読んだ絵本に出て来る帆船に書かれた「LISBOA(リスボア)」という&lt;br&gt;
言葉の響きに惹かれ、子供の頃からずっと行きたかった国、ポルトガル。&lt;br&gt;
長い年月を経て念願が叶い、リスボンを訪れることが出来たのは2003年でした。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;1ヶ月ほど滞在する中で、リスボン中央にあるサン・ジョルジェ城に朝の散歩に行くたびに見かけた大道芸人が、ギターの指慣らしで弾いていた曲に冷泉さんが詞を付けて、&lt;br&gt;
この「リスボア」という曲が生まれました。&lt;/p&gt;
&lt;div class=&quot;video&quot;&gt;&lt;iframe src=&quot;https://www.youtube-nocookie.com/embed/sSSRPc73eTI&quot; title=&quot;YouTube動画&quot; loading=&quot;lazy&quot; allow=&quot;accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture&quot; allowfullscreen&gt;&lt;/iframe&gt;&lt;/div&gt;
&lt;p&gt;この動画は2016年12月15日に目黒のAPIA40で行われた「冷泉風ライブ」の映像です。&lt;/p&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;p&gt;リスボア&lt;br&gt;
詞：冷泉公裕/曲：Anibal Nazare/編曲：河合徹三&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;やって来た西の果ての古い街には&lt;br&gt;
黒い髪と優しい眼の人がいた&lt;br&gt;
すりへった　石畳鈍く光り&lt;br&gt;
路面電車は音高く　走り去る&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;リスボンという名前　ずっと思っていた&lt;br&gt;
子供の頃読んだ　船が出て来る港&lt;br&gt;
不思議なひびきに引き寄せられて&lt;br&gt;
きっといつかは行こうと思ってた&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;坂を上り坂を下り　歩いてみた&lt;br&gt;
人は笑い　唄い　叫んでいた&lt;br&gt;
泣きじゃくる子供の声が&lt;br&gt;
見つめる大人たちの微笑が&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;リスボンという名前　ずっと思っていた&lt;br&gt;
子供の頃読んだ　船が出て来る港&lt;br&gt;
不思議なひびきに引き寄せられて&lt;br&gt;
きっといつかは行こうと思ってた&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;あたり前の人の暮らしがここにはある&lt;br&gt;
何気ない豊かな人の暮らしが&lt;br&gt;
昏れてゆく街を見つめながら&lt;br&gt;
僕は心につぶやいていた&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;昏れてゆく街を見つめながら&lt;br&gt;
僕は心につぶやいていた&lt;/p&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;p&gt;*「冷泉公裕商店」にて冷泉風アルバム三部作販売中！&lt;br&gt;
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打ち合わせが、早く終わりぶらぶら。&lt;br&gt;
その時、パッと、思い浮かぶ。&lt;br&gt;
目指すは、新宿ゴールデン街。&lt;br&gt;
華やかな衣装を纏った人を横目に、&lt;br&gt;
路地を曲がり、無事に到着。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;新型コロナウイルスの影響で&lt;br&gt;
しばらくの間、休んでいたようだ。&lt;br&gt;
そこは『&lt;a href=&quot;http://tubakigumi.com/kurakura/index.html&quot;&gt;クラクラ&lt;/a&gt;』という飲み屋。&lt;br&gt;
冷泉さんが通っていた店だ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ぼくが、譲り受けた服の一枚に、&lt;br&gt;
表に「新宿ゴールデン街」&lt;br&gt;
裏に「酒を捨てたら、夢も死ぬ」と書いてあった。&lt;br&gt;
なかなか、インパクトはあるが、お気に入りで。&lt;br&gt;
稽古着の絶対的エースだ。もともと着古してあるからか、妙に落ち着く一枚で、不思議な服。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;とりあえず、その服の源泉を辿ってみたい。&lt;br&gt;
それから、冷泉さんが好きだった場所に行く。&lt;br&gt;
これが、ぼくのやりたいこと。&lt;br&gt;
その第一回目が、今日になったわけだ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;六本木稽古場時代、『クラクラ』の話は、&lt;br&gt;
聞いたことがあった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;どこで飲むことが多いんですか。&lt;br&gt;
新宿ゴールデン街とかな。&lt;br&gt;
居心地がいいよ。仲間がいるしね。&lt;br&gt;
一人飲みと仲間飲みする場所を&lt;br&gt;
分けているとも言っていた。&lt;br&gt;
そこで、クラクラの話が出てきて、黒田征太郎さんの話とか色々してもらったが、&lt;br&gt;
ここでは割愛。話を戻す。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ドキドキしながら、階段を上った。&lt;br&gt;
とりあえず、目当てのTシャツの話でもと思い、&lt;br&gt;
新宿ゴールデン街Tシャツは、まだ売ってますか？&lt;br&gt;
サイズは、XLなんですけど…。&lt;br&gt;
そこに居たママが、一生懸命、在庫を探してくれた。&lt;br&gt;
あったよ！&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;僕は、2000円を支払い、手にする。&lt;br&gt;
すぐに、異変に気がついた。&lt;br&gt;
胸元に、新宿ゴールデン街ではなく、クラクラの文字。&lt;br&gt;
あえて、突っ込みはしなかったが、なんだか、変な感覚になった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;その気持ちをかき消すように、&lt;br&gt;
冷泉公裕、知ってますか？&lt;br&gt;
さすがに、単刀直入すぎたか。&lt;br&gt;
すぐに、言い直した。&lt;br&gt;
冷泉さんと同じ事務所で、&lt;br&gt;
俳優の谷裕介です。&lt;br&gt;
彼の好きだった店を旅していて、&lt;br&gt;
一杯いいですか。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;冷泉さん。&lt;br&gt;
あ〜。店内にいたママが、天井を指さす。&lt;br&gt;
これに出てたかな。&lt;br&gt;
一枚のポスターに目を向ける。&lt;br&gt;
この辺が、出演した俳優さんの名前があるところかな。&lt;br&gt;
探してみると、「冷泉公裕」の名前があった。&lt;br&gt;
なんだか嬉しい気持ちになった。&lt;br&gt;
それは、『天守物語』のポスターだった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;この界隈やコロナ後の話など、世間話をしていると、&lt;br&gt;
オーナーの外波山さんと会う事ができた。&lt;br&gt;
今回の経緯を説明した。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;外波山さんは、東京スポーツで、&lt;br&gt;
「新宿ゴールデン街交遊録、裏50年史」の記事を書いているとのこと。&lt;br&gt;
そこに、冷泉の話を書いたよと、見せてくれた。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そこには、ある俳優の葬式帰り。なぜか話題が、「薄毛」になり、&lt;br&gt;
外波山さんと冷泉さんと仲間で、互いの頭を眺めシャンプーをすすめあったことが書かれていた。&lt;br&gt;
その話を聞いて、僕は腹を抱えて、笑ってしまった。&lt;br&gt;
こんなに、大笑いしたのは、いつぶりだろうか。&lt;br&gt;
外波山さんも、一緒に笑っていた。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ただ、そのあと、そのシャンプーを今でも取り寄せしている話を聞いて、なんだか胸が熱くなった。&lt;br&gt;
なんだろう、この感覚。粋ってやつか。これが。&lt;br&gt;
よくわからないが、涙が出そうになったので我慢した。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そこからは、新しく入ってきたお客さん達と&lt;br&gt;
会話を交わしながら、お酒をご馳走になり、&lt;br&gt;
楽しい時間を過ごす。そして、帰った。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;翌日、隣にいたお客さんが僕に伝えてくれた言葉を思い出す。此処は、「風の集まる場所ですよ」。&lt;br&gt;
初めての感覚だった。言葉に、二日酔いしていた。&lt;br&gt;
冷泉さんの好きな場所に、冷泉さんの好きな人がいる。&lt;br&gt;
ここから学べることが、まだ沢山ある。&lt;br&gt;
僕は旅する理由を見つけた。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今日は、ずっと続けている一人稽古の日。&lt;br&gt;
柔軟と声出し。それから荒武者ピラス。&lt;br&gt;
やることは、なんら変わらない。&lt;br&gt;
今日の稽古着も、胸元には、新宿ゴールデン街の文字。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src=&quot;https://kitachan.jp/reizei/wp-content/uploads/2021/10/246665984_295607909063667_4246989003285868555_n-768x1024.jpg&quot; alt=&quot;&quot;&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded><dc:creator>谷裕介</dc:creator><category>お酒</category><enclosure url="https://kitachan.jp/reizei/wp-content/uploads/2021/10/246665984_295607909063667_4246989003285868555_n.jpg" length="0" type="image/jpeg"/></item><item><title>冷泉さんからのメール</title><link>https://kitachan.jp/reizei/archives/4358/</link><guid isPermaLink="true">https://kitachan.jp/reizei/archives/4358/</guid><description>夢を見た。 瀬戸の木馬館での座長公演が満員御礼だ！と一本気が駆け込んで来る。 僕は入江とキャッチボールをしながら、瀬戸がとうとうやったな、 相変わらず声はガラガラだったけど、と話している。 瀬戸に一杯奢ってやらないとな、と僕は一人近くの飲み屋を 貸し切って瀬戸が来るのを待っている。 そんな夢を見た。 冷泉さんが長年使っていたガラケーからスマホに替えて初めてくれたメールです。 これが全文「件名」の所…</description><pubDate>Sun, 18 Jul 2021 06:47:35 GMT</pubDate><content:encoded>&lt;p&gt;夢を見た。&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
瀬戸の木馬館での座長公演が満員御礼だ！と一本気が駆け込んで来る。&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
僕は入江とキャッチボールをしながら、瀬戸がとうとうやったな、&lt;br&gt;
相変わらず声はガラガラだったけど、と話している。&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
瀬戸に一杯奢ってやらないとな、と僕は一人近くの飲み屋を&lt;br&gt;
貸し切って瀬戸が来るのを待っている。&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
そんな夢を見た。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src=&quot;https://kitachan.jp/reizei/wp-content/uploads/2021/07/IMG_0122-768x1024.jpg&quot; alt=&quot;&quot;&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;冷泉さんが長年使っていたガラケーからスマホに替えて初めてくれたメールです。&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
これが全文「件名」の所に書いてあったので、&lt;br&gt;
「冷泉さん、携帯替えました？これ、文が全部件名に入ってますよ〜（笑）」&lt;br&gt;
って送ったら、&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
「そうだよバカ野郎。お前は嫌なヤツだ」と返してきました。&lt;/p&gt;
&lt;figure&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src=&quot;https://kitachan.jp/reizei/wp-content/uploads/2021/07/%E8%8B%A5%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%81%97%E9%A0%83%E3%81%AE%E5%86%B7%E6%B3%89%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%A8%E7%80%AC%E6%88%B8%E3%81%95%E3%82%93-1024x576.jpg&quot; alt=&quot;&quot;&gt;&lt;/p&gt;
&lt;figcaption&gt;若かりし頃の瀬戸寛と冷泉公裕&lt;/figcaption&gt;
&lt;/figure&gt;</content:encoded><dc:creator>瀬戸寛</dc:creator><category>記憶</category><category>記録</category><enclosure url="https://kitachan.jp/reizei/wp-content/uploads/2021/07/IMG_0122.jpg" length="0" type="image/jpeg"/></item><item><title>冷泉さん、語る。【中編】</title><link>https://kitachan.jp/reizei/archives/4383/</link><guid isPermaLink="true">https://kitachan.jp/reizei/archives/4383/</guid><description>冷泉さん（を）、語る。 冷泉「面白く書きたいんだよね、木原は。」 この言葉は、私がワークスタジオに通って一年半ほどたったころに書いた作文に添えられていた、冷泉さんのひとこと。 作文は週一回のレッスン時に出すのだが、小器用な私は回を重ねるごとに手癖でこなすような作文を書くようになっていた。 新しく入ってきた若者が強い筆圧でごりごりと書いた無骨で読みづらくも熱い作文を提出するのを横目に、省エネでそれな…</description><pubDate>Fri, 18 Jun 2021 13:14:26 GMT</pubDate><content:encoded>&lt;h2 id=&quot;冷泉さんを語る&quot;&gt;冷泉さん（を）、語る。&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;冷泉「面白く書きたいんだよね、木原は。」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src=&quot;https://kitachan.jp/reizei/wp-content/uploads/2021/06/201593014_537118937301648_8976098522658417276_n-1024x563.jpg&quot; alt=&quot;&quot;&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;この言葉は、私がワークスタジオに通って一年半ほどたったころに書いた作文に添えられていた、冷泉さんのひとこと。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;作文は週一回のレッスン時に出すのだが、小器用な私は回を重ねるごとに手癖でこなすような作文を書くようになっていた。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;新しく入ってきた若者が強い筆圧でごりごりと書いた無骨で読みづらくも熱い作文を提出するのを横目に、省エネでそれなりに面白く整理された（と当時は思っていた）文章を、パソコンのキーボードをタンタカターンと打って量産した。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;するといつからか、６０〜１２５点という大きな振り幅でついていた点数が、ある程度の点はもらいつつも１００点の壁をなかなか越えられない…といったことが続いた。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そんな矢先のこの言葉に、自分の浅はかさを見透かされた気がして全身の血が顔面にぶわっ！と一瞬で集まってきたのを今も覚えている。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;思えば、これが冷泉さんが&lt;a href=&quot;https://kitachan.jp/reizei/2021/05/16/post-4315/&quot;&gt;前編&lt;/a&gt;でも言っていた、だめな『らしさ』だったんだと思う。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;『面白い文章をかく』のが『私らしい』のだと思って、そういうルーティンを固めて、そこが目的で着地点になってしまっていたんだなぁ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;その後、私は固めすぎた『私らしさ』をほぐすべく、らしくない文章をごりごりと書いた。これまで苦手で避けていた恋愛についての話などを、梅干し食べた時みたいな顔して唸りながら書いた。そんな私らしくない作文は**「木原の作文のNo.1でしょう!!good!」**と書かれて返ってきた。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;あるとき冷泉さんに「だいぶ緩んだよ」と言われ、確かに前より肩の力が抜けているのに気づいた。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;『私らしい』から、ただの私になれたのかもしれない。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;さて、「冷泉さん、語る。」&lt;br&gt;
中編は『固めない』ことについてのお話です。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;『固める』という言葉を辞書で引くと“外部から影響されないように固く守る”（例：国境・陣営）とあります。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;では固めない、つまり緩めるとは、守らない、ガードしないということでしょうか。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;冷泉さんは緩めるのが得意でした。記事中の写真も、リラックスして撮られることに構えていない。慌てて袖捲りを戻したり、顔に粉をはたいたりもしない。（ちなみに身体も柔らかく、開脚前屈でお腹が床にべたーっとついていました。）&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;この、ゆったりとした居住まいに至るには？&lt;br&gt;
前置きが長くなりましたが、いよいよ本編です。&lt;/p&gt;
&lt;div class=&quot;embed&quot;&gt;
&lt;p&gt; 開脚前屈がテディベア座りで止まる瀬戸さん（&lt;a href=&quot;#seto&quot;&gt;※１&lt;/a&gt;）が撮影した写真とともに、じっくりお楽しみください。&lt;/p&gt;
&lt;div style=&quot;margin-bottom:200px;&quot;&gt;&lt;/div&gt;
&lt;/div&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;div class=&quot;embed&quot;&gt;
&lt;div id=&quot;seto&quot;&gt;&lt;/div&gt;
&lt;/div&gt;
&lt;p&gt;[talk words=’ （※１）前編の記事を読んで木原にわざわざ「じょうずにイジってくれて有難う。感謝感激雨あられや〜」とゆるゆるなメールをくれた、体は硬いが心は柔らかい大先輩。
’ name=“瀬戸 寛” avatarimg=“/reizei/wp-content/uploads/2021/02/153633564_3484632024982202_661795733340968129_n.jpg”]&lt;/p&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;h2 id=&quot;冷泉さん語る中編&quot;&gt;冷泉さん、語る。【中編】&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;https://kitachan.jp/reizei/2021/05/16/post-4315&quot;&gt;前編&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;div class=&quot;embed&quot;&gt;
&lt;p style=&quot;background-color:#fdf9ed;font-size:25px&quot; class=&quot;has-background&quot;&gt;&lt;strong&gt;冷泉公裕「考えていると、相手とやらなくなる。」&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/div&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src=&quot;https://kitachan.jp/reizei/wp-content/uploads/2021/03/156205068_466133961481990_6911073701095473863_n-1024x768.jpg&quot; alt=&quot;&quot;&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;“こうしなくちゃいけない”とか、&lt;br&gt;
“こういう風に見えるだろう”とか、&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;計算で持ってくると、&lt;br&gt;
つまんない物になっちゃう。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;割と経験のない人の方が&lt;br&gt;
ビギナーズラックで面白いものもある。&lt;br&gt;
ただビギナーズラックは一回キリで、&lt;br&gt;
二度三度作り直すと固まっていく。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ゲームを含めて、固めないで&lt;br&gt;
もともと持っている発想みたいなもの、&lt;br&gt;
直感みたいなものを大事にする。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;後は相手と会話を丁寧に、正確にする。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;“自分の役をやろう”とばっかり考えていると&lt;br&gt;
相手とやらなくなる。&lt;br&gt;
すると、会話じゃなくなる。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;芝居の基本は会話だから、&lt;br&gt;
場所があって、人が二人いれば芝居になる。&lt;br&gt;
会話をどうしていくかってこと。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;それを台本で、会話って言うと、&lt;br&gt;
役をやることで会話になるんじゃなくて、&lt;br&gt;
役と役じゃなく、役者と役者が話すことを&lt;br&gt;
なるべく丁寧にやっていく&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;すると、実は最終的に役と役が&lt;br&gt;
会話している事になっているはずだ、と。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;（後編につづきます）&lt;/p&gt;</content:encoded><dc:creator>木原 陽子</dc:creator><category>稽古</category><category>記録</category><enclosure url="https://kitachan.jp/reizei/wp-content/uploads/2021/03/156205068_466133961481990_6911073701095473863_n.jpg" length="0" type="image/jpeg"/></item></channel></rss>