あの「男浪」を目の前の高さで観ることができる!すみだ北斎美術館企画展「北斎視覚のマジック 小布施北斎館名品展 」内覧会レポ♪

「北斎没後170年記念 北斎 視覚のマジック 小布施・北斎館名品展」内覧会へ行ってきました♪

今回は、信州・小布施にあります「北斎館」に所蔵されている北斎の作品をすみだ北斎美術館で堪能できます!

三階の第一展示室から、北斎の肉筆画がずらり!北斎の絶筆と言われる「富士越龍」(前期展示)を一番最初に目にすることになるとは…!

「二美人」模写をしているふとめ。北斎のしとやかな美人画も堪能。

は!これは、ふとめが好きな一枚「蛇と小鳥」じゃないですか!【『肉筆画帖』福寿草と扇、鷹匠と鷹、はさみと雀、器と梨の花、蛇と小鳥」】

北斎にはドラ息子ならぬ、ドラ孫がいまして。その放蕩の孫の悪魔祓いとして毎日描いた獅子の絵「日新除魔」

色んなポーズの獅子を見ることができます。ふとめ模写その2。あ、左手が違ったわね。

「冨嶽三十六景」もずらーり

こちらは、北斎の弟子が描いた、冨嶽三十六景の豆本サイズがずらーり。

今回の大目玉はこちらでなくて?第二展示室へ。

祭屋台に北斎が描いた「男波」と「鳳凰」が見れちゃいます!ダイナミックでありながら、細やかなタッチを堪能できます。こちらは通期で見ることができます。

な、な、なんと!北斎館の安村敏信館長とふとぎょろお写真ご一緒できました~☆嬉しい♪ありがとうございます!

なに!?師弟対決!気が早いですが、次回の展示内容も気になりますね!

※内覧会での写真は主催者に許可を得て撮影。写真は明るめに加工しています。展示室内は作品保護の為に明かりは抑えられています。

内覧会とは別の日に美術館近くにあります「ORI TOKYO」へ。

今回の美術館とのコラボはこちら!

小布施の名産の栗を使ったORI TOKYO特製「栗ぜんざいと栗羊羹」のセット♪

栗の味わい豊かなぜんざい。温かい甘味は寒い季節にぴったりです。

栗羊羹もすっきりとした甘さで美味しい。

すみだ北斎美術館やORI TOKYOにも北斎ミュージカルのチラシ置いてもらいました⭐︎

前期展示は12月15日(日)まで、ふとぎょろが出演する北斎ミュージカルは12月14日・15日江戸東京博物館にて上演。観劇の前や後に、すみだ北斎美術館企画展やORI TOKYOもお楽しみいただければと思います♪

 

(葛飾ふとめ)


北斎没後170年記念 北斎 視覚のマジック 小布施・北斎館名品展

会期
2019年11月19日(火)~2020年1月19日(日)
◎前期 11月19日(火)~12月15日(日)
◎後期 12月17日(火)~1月19日(日) ※前後期で一部展示替えを実施
開館時間
9:30~17:30 (入館は17:00まで)
休館日
毎週月曜日
年末年始:12/29(日)-1/1(水)
開館:2020年1月13日(月・祝)
休館:2020年1月14日(火)
協力 北斎館
入場料
一般 1,200円

希少な青富士が観られる!「茂木本家美術館の北斎名品展」【すみだ北斎美術館企画展】

三階のフォトスポットにて。 #茂木本家美術館の北斎名品展 #すみだ北斎美術館 とハッシュタグ付けてSNS投稿だ!

は~い、皆様こんにちは!葛飾ふとめです!

9月10日より、すみだ北斎美術館企画展「茂木本家美術館の北斎名品展」開催しております~♪先日、ぎょろめちゃんと内覧会へ参加してきました!

今回は三階からスタート♪

今企画展の前期目玉はこちら!(カメラを向けていたら、富士山のポーズをとってくれたぎょろめちゃん)

北斎の富士といえば『赤富士』で親しまれている「冨嶽三十六景『凱風快晴』」が有名ですが、その赤富士には青バージョンが存在した!!

それが、こちらの『青富士』「冨嶽三十六景『凱風快晴』(藍摺版)」

現存するのが6点と希少な青富士。説明によると、赤富士をベロ藍で摺ったらどうだろうといったもののようです。

隣には赤富士が。見比べることができます。色合いが違うと印象が変わりますよねぇ。

青富士が展示してる仕切りの大きなパネル前でも撮影。(今日もぎょろめちゃんがかわいいぜ)

どうも、赤富士担当のふとめです。(キリッ)

第一展示室はまず「冨嶽三十六景」シリーズをずらりと鑑賞できます。

こちらは、ぎょろめちゃんのお気に入り「冨嶽三十六景『本所立川』」
ぎょろめちゃん曰く、木材が並んでいる細かい描写や、職人が木材投げている様子が特に気に入っているとのこと。

こちらも、ぎょろめちゃんお気に入り「冨嶽三十六景『諸人登山』」
富士登山の様子が描かれている作品。洞窟?みたいなところでぎゅっと登山者たちが休んでいるところが、ふとめも好き。

「諸国瀧廻り」前期4点、後期4点。前後期観に来ますと、シリーズ全部観ることができます。

こちら、ふとめお気に入り「江都両国橋夕涼花火之図」
大賑わいな両国橋の様子が描かれた作品。花火の描写が好きなんです。

そして、今回、ふとぎょろ二人して「えー!?ナニコレー??」二人してわいわいしたのがこちら

藪内佐斗司「画狂人老人卍(北斎)」

「せんとくん」の生みの親の彫刻家による、北斎像。

北斎の自画像をみて作成されたもののようです。インパクト大な作品だわ。

続きまして、四階へ。第二展示室へ。

第二展示室は「北斎漫画」と門人たちによる作品展示となっています。

ひゃ~、無機物をよくもまぁ、リアルに描けるよねぇ。常設展示の電光パネルだと、こちらの銃の3Dを見ることができたかと。

浮き輪って江戸時代にもあったのかしらねぇ。

こちら、柳々居辰斎「寅まへて酒のましよ」
布であるってことはわかったのだけど、なんの道具なのかしらと、ぎょろめちゃんと頭を捻った。

ぎょろめちゃんが読んでいるのは、今企画展の図録です。

赤富士・青富士が表紙。「諸国瀧廻り」シリーズ全部載ってまっせ。お値段2300円(税込)

青富士が赤富士の後に摺られたものであるだろうという説明なども詳しく掲載されています。すみだ北斎美術館ミュージアムショップにてお買い求めください。

今回、なんといっても青富士を見ることができる貴重な機会なので、ぜひ「茂木本家美術館の北斎名品展」へ足をお運びくださいませ~☆

 

(葛飾ふとめ)

※展示室内の撮影は主催者の許可を得て撮影しております。


北斎没後170年記念 茂木本家美術館の北斎名品展

9月10日(火)~11月4日(月・振替休日)※前後期で一部展示替えあり。
開館時間
9:30~17:30(入館は17:00まで)
前期
9月10日(火)~10月6日(日)
後期
10月8日(火)~11月4日(月・振替休日)
休館日
9月17日(火)、24日(火)、30日(月)、10月7日(月)、15日(火)、21日(月)、28日(月)
主催
墨田区・すみだ北斎美術館
企画協力
茂木本家美術館

観覧料 一般(個人) 1,200円

 

北斎の屏風も楽しみながら、お茶席も楽しめちゃう♪【すみだ北斎美術館お茶席体験イベント】

毎日、毎日、「暑い」から始まる今日この頃。夏休み期間限定、すみだ北斎美術館の講座室にて、茶席体験ができちゃいます!

しかも、どどーん!「綴プロジェクト」で制作した北斎作品の高精細複製画の屏風も一緒に楽しめちゃいます!

開催日当日12時から整理券配布。整理番号1番ゲット!

ふとめは13時の回に参加しました。

時間までは「‪CHILL OUT Coffee&…Records」で一服(これからお茶頂くのに、カフェラテとスコーン食べちゃった!ま、ウォーミングアップというやつですね。)

各回20名限定。ふとめが参加した回は、全体の三分の一が外国のお客さんだったかな。

英語での解説を交えて、簡単なお茶の飲み方の説明がまずありました。

飲み方の説明の後は畳に上がります。

こちらの屏風、只今開催中の「「綴プロジェクト」-高精細複製画で綴るスミソニアン協会フリーア美術館の北斎展」の前期展示してあった「十二ヶ月花鳥図」です。また間近に見ることができて感激~♪

靴を脱いで畳に上がりますから、靴は脱ぎ履きしやすいものがおすすめです。撮影OK!

呈茶は、銀座茶禅より。主宰の竹田理絵さんがお茶を点てるところを見学。これも、英語の解説が入ります。英会話教室体験もできちゃう。

和菓子は3~4種類から選べて、どのお菓子も夏らしいものでした。

ふとめは波っぽい、青いお菓子をセレクト。甘くて美味しい~♪

薄茶は、程よい苦みで、爽やかな口になりました。

茶禅の皆さん、気さくな方たちで、「写真撮りましょうか?」と、記念撮影のシャッターも押してくれていました。

お茶席体験が終わった後は、竹田さんと記念撮影もできました♪夏の想い出になったぜ♪

屏風は右から1月となり、左端は12月となるようです。ふとめ誕生月の絵柄と記念撮影。

ワンちゃんがめちゃかわいいの12月だったのねぇ。うふふ、ふわころしてるわんこがかわいい。

床の間もありましたのよ。

こちらも「綴プロジェクト」で作成されました高精細複製画の「遊女図」

お花とのコントラストも素敵な床の間でしたわ。

お茶席体験は、大体20分ぐらいでした。「楽にしてて大丈夫ですよ。」というアナウンスがあったのですが、正座慣れておかなくては!と頑張りましたが、体験終了後はしばらく「orz」状態でした。あはは…(汗)

いや~♪美術鑑賞した後に、お茶席体験もできちゃうなんて!美術館来館者や年間パスポートを持っている人は無料で体験できますので、開催日に美術館へ来館した方はぜひ整理券をゲットして参加してみてくださいね!次回開催日は8月15日(木)と8月18日(日)とのことです。

さて、お茶席体験を終えた後は「ORI TOKYO」と美術館のコラボドリンク飲みに行こうしたら

コラボドリンクは「レモネード」

お休みでした(泣)

コラボドリンクは残念だったけど、「そうだ!MERIKOTIのサマーセールまだやってるんじゃない!?」と「MERIKOTI」へ。8月18日までサマーセール中なのね!

靴下は500円から、布ぞうりは3000円。他にも網ぐるみのメジャーや、ブローチなどは300円で販売していたりと、かなりお得なサマーセール!

本当は、靴下三足ぐらいで~なんて思っていたけど、レジに貼ってあった文章を読み、ぐぬぬとなるふとめ。

いやん!キャッシュレス人間ふとめ大ピンチ!とはいえ、サマーセールだいぶお得なので、えいや!と布ぞおりもやら、網ぐるみのメジャーを買い、5000円以上に。ペイ関係もほぼ網羅しているMERIKOTI。ペイをど・れ・に・し・よ・う・かな♪状態。

早速、靴下は履いて帰りました。

あ、そうだ、今週の金・土・日は「すみだストリートジャズフェスティバル」が開催されるのですよ。錦糸町や両国、曳舟と、街に音楽が溢れるとかなんとか。ふとめ、まだ体験していないので、今年は遊びにいってみようと思います~。ぜひぜひ、すみだに遊びに来た際は、色々巡ってみてくださいね♪

 

(葛飾ふとめ)

門外不出の13点がキャノンの技術で墨田に!「綴プロジェクト」高精細複製画で綴る『フリーア美術館の北斎展』【すみだ北斎美術館企画展】

すみだ北斎美術館企画展「綴プロジェクト」高精細複製画で綴る『フリーア美術館の北斎展』2019年6月25日~8月25日まで開催!その内覧会へふとめ行ってきました♪

今回は、ワシントンにあるフリーア美術館に所蔵されている北斎の肉筆画13点を高精細複製画にし、すみだ北斎美術館で見ることができちゃいます!

国立スミソニアン協会フリーア美術館

1923年にアメリカのワシントンD.C.に設立された美術館で、スミソニアン博物館群の一つです。実業家チャールズ・ラング・フリーア(1854-1919)が収集した美術品をはじめ、隣接するアーサー・M・サックラー・ギャラリーも合わせて、日本美術の収蔵品数は約1万2,700点に及び、中でも北斎の肉筆画は世界屈指のコレクションを誇ります。フリーアの遺言により所蔵品はすべて門外不出とされ、その方針は現在も守られています。

すべて門外不出だと…!?今回の展示、めちゃ貴重やないの。ワシントンに行かないと見れないものが、墨田で見れるよ!

ええ?複製画?レプリカちゅーこと?なんやー。となることなかれ!

文化庁で作品を撮影して、

肉筆画の布地部分は、江戸時代の素材で再現されているようですよ。

ふとめはこの2点をしかとメモしていました。

詳しい説明は「綴プロジェクト」のサイトや、すみだ北斎美術館企画展示内の映像説明にて!!

綴プロジェクト(正式名称:文化財未来継承プロジェクト)

オリジナル文化財の保存と高精細複製品の活用を目的として、特定非営利活動法人 京都文化協会とキヤノン株式会社が推進している社会貢献活動です。キヤノンの入力、画像処理、出力に至る先進のデジタル技術と、京都伝統工芸の匠の技との融合により、屏風や襖絵、絵巻物など古くから日本に伝わる貴重な文化財の高精細な複製品を制作し、寺社や美術館等に寄贈しています。

今回、四階からスタート。第一展示室では、「綴プロジェクト」の映像説明や、屏風「玉川六景図」の解説など。

フリーアは、彫師や摺師の手が入っている浮世絵を好まなく、肉筆画を収集していたようです。

今回は、フリーア美術館の高精細複製画の肉筆画とともに、すみだ北斎美術館が所蔵している作品を見ることができます。

三階の第二展示室へ移動。

高精細複製画は、本物と見紛う美しさがあります。北斎の肉筆画の迫力が堪能できます。

ふとめ、この絵、とても好きです。もともと蛇が好きなのもありますが、北斎が描く蛇は姿形も好みで、構図や配置も好きだなぁと北斎の蛇の作品みると思うのです。

隣にも蛇が。ニョロニョロ感が伝わってきます。

今回の展示の目玉じゃないかしら?畳に座りながら、屏風を見ることができます。

靴を脱いで作品の目の前に座る。

美しさに目がくらみそう。屏風の扇一つ一つの前で座って見たい。ありゃ、こりゃ、じっくり時間に余裕を待っていかねば。

今企画展のフライヤーデザインにも使われている波の絵。色々な波と見比べならが見ることができます。

四階ホワイエには、過去企画展示のガイドブックを読むことができます。気に入ったものはミュージアムショップにて販売していますからぜひ手にとってみてくださいませ。

ミュージアムショップには、今企画展のポストカードもズラーリ!

わ!屏風のやら、蛇やら、蟹もあるじゃないの!

蛇と蟹のポストカード購入しました。蟹の中にはカブトガニもいて、あ、そうだよね、生きる化石と言われるカブトガニは江戸時代にもいたんだもんね。にしても、姿形変わらんなぁ。さすが生きる化石なんて、カブトガニに感心をするふとめでした。

今回の企画展ポストカードは会期限定販売となります。気に入ったものは即買いしましょう!

あ、美人画に触れていなかったですが、美人画もすんばらしかったんですよ。北斎の美人画が好きな人、今回の展示おすすめです。

カブトガニ!!っとミュージアムショップって興奮したわりには、展示で見逃すというね…。なぜだ!カブトガニを見に、ぎょろめちゃんを誘ってまた美術館へ訪れようと思います。

ワシントンに行けちゃう人はもちろん、フリーア美術館へ。ワシントン行けない人は、今回の企画展をぜひ見にすみだ北斎美術館へお越しくださいませ!

(葛飾ふとめ)

※展示室内・ミュージアムショップの撮影は、主催者の許可を得て撮影しております。


「綴プロジェクト」-高精細複製画で綴るー スミソニアン協会フリーア美術館の北斎展

会期
6月25日(火)~8月25日(日) ※前後期で一部展示替えあり。
開館時間
9:30~17:30(入館は17:00まで)
前期
6月25日(火)~7月28日(日)
後期
7月30日(火)~8月25日(日)
休館日
7/1(月)、7/8(月)、7/16(火)、7/22(月)、7/29(月)、8/5(月)、8/13(火)、8/19(月)
主催
文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会、墨田区・すみだ北斎美術館
特別協賛
キヤノン
特別協力
スミソニアン協会フリーア美術館
協力
京都文化協会

入場料 一般1000円

「ラテの富士」霞の如く消えゆく波と富士【すみだ北斎美術館企画展コラボメニュー6月9日まで】

ただ今、開催中!すみだ北斎美術館企画展「北斎のなりわい大図鑑」コラボ企画。マキネスティコーヒーにて、コラボメニュー「ラテの富士」が楽しめますよ!

と、やっとこ先日飲みに行きました♪

波と富士でございますよ。(大きい葉っぱと鳥ににも見えなくはないなぁなんて思ったりもしましたが)

すすっと飲んでしまえば霞の如く消えていく。ほんの一瞬だけれども、その一瞬を楽しむ。

企画展「北斎のなりわい大図鑑」が6月9日までとなります。ご来館の際などは是非お立ち寄りくださいませ♪

ORI TOKYO では、チョコミントアイスを使ったコラボメニューがあるそうですよ。そちらもよろしければ。

(葛飾ふとめ)

【すみだ北斎美術館】江戸時代のお仕事大図鑑!「北斎のなりわい大図鑑」【江戸文化好き集まれ~!】

すみだ北斎美術館企画展「北斎のなりわい大図鑑」内覧会へ行ってきました♪

今回は江戸時代の生計を立てるための仕事「生業」に注目。北斎の目を通した「江戸時代の生業」を楽しむことができます。

今回のキャプションには、その作品に描かれている生業の解説が。

大道芸や芸能関係の作品もワンコーナーあり、

江戸時代にはこういうエンターテインメントがあったのねぇ~となりました。

焚火のもうもうさがすごいですね。

「百人一首うはかゑとき」は葛飾北斎最後の錦絵シリーズとのこと。

あれ?この木挽きの構図、どっかでみたような。

「冨嶽三十六景」の「遠江山中」にもありましたね。江戸時代はこんなにアグレッシブに材木を切り出していたのかしら。

これ、よくよく見ると左上の山頂にイノシシがいるのです。

わっかるかなぁ~。ふとめは学芸員さんに教えてもらうまで、イノシシだとは認識できませんでした。この動物が豆粒サイズになって山頂にいる構図「百人一うはかゑとき」の「猿丸大夫」の鹿もこんな感じでしたね。「猿丸大夫」はふとめが好きな北斎の作品のひとつです。

「百人一うはかゑとき」の「猿丸大夫」の鹿の話をしていたら、

「ここに鹿がいるよ~。」と山際学芸員が教えてくれました。

ふとめ、きのこ柄のワンピースを着ていったのですが、奥田学芸員がこの柄をみて、「きのこ狩りの作品ありますよ。」と教えてくれました。シャッターもお願いしちゃうました。ありがとうございます!

右下、きのこ狩りをしているでしょ?

なりわいがテーマですが、鹿探しや、きのこ探しをしてみるのもまた一興でしょうか。細かい描写の作品が多いので、単眼鏡があると更に奥深く鑑賞ができるのではないでしょうか。

一階フロントの料金表、今回の色合い見やすいな~。と思わず、パチリ。

その横には、英語の料金説明と他館での特典紹介が。ゴールデンウィークは、墨田の博物館巡りなんてどうでしょう?

今回の内覧会レポは以上です!江戸文化好きは是非是非今企画展お楽しみいただけると思います!ぜひ足をお運びくださいませ!

※主催者に許可を得て撮影をしております。

 

(葛飾ふとめ)


今回のフォトスポットは「尾州不二見原」

近隣のカフェではコラボメニューも展開!

北斎動物園!?すみだ北斎美術館「北斎アニマルズ」

すみだ北斎美術館「北斎アニマルズ」内覧会へ行ってきました。今回はふとめオンリー参加。今回もパトロンプロジェクトの菊池さんと大谷さんとで勝手にフォトセッション。いつもありがとうございます☆

三階ホワイエはフォトスポットとなっております。何やら、ツイッター投稿キャンペーンがあるようですよ。

ぜひ、投稿してみてくださいね~。

今回、動物繋がりで、動物占いができますよ。

表もあって自分がどの動物かホワイエで占えます。

動物は12キャラクター。

ふとめは神馬(しんば)でした。あら?これ、ペガサスってことかしら?ふとめ、動物占い、ペガサスですの。束縛を嫌う自由人。華やかで気まま。うん、当たってますね。あ、これ、ぎょろめちゃんのも占ってくればよかった!ま、また今度。

今回、前期でじっくり観ましたのは「桜に鷹」色彩や鷹の羽が綺麗でした。後は、「こわいアニマル」と「未確認アニマル」ゾーン。人面の鯰は中々の恐怖体験。こわいのと未確認は前後期展示されているようですね。ぜひ、人面鯰ご覧ください。

一瞬、動物どこにいる?みたいな作品もありますので、探し当てるのも楽しそう。

前回に続き「ORI TOKYO」で今企画展のコラボメニューがあるようですよ。可愛らしいスイーツのようです。(詳しくはORI TOKYOスタッフブログよりこちら

企画展の他に、「常設展プラス」201925()  201969()が開催。隅田川両岸景色図巻(複製画)丸っと7m見ることができるのと、本物の北斎漫画の展示、それに複製の北斎漫画15編を手に取って見ることができます。ぜひ、こちらも。

(葛飾ふとめ)


すみだ北斎美術館企画展
北斎アニマルズ
会期
2019年2月5日(火)~4月7日(日)
前期:2月5日(火)~3月3日(日)
後期:3月5日(火)~4月7日(日)
開館時間
9:30-17:30(入館は17:00まで)
休館日
毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
観覧料
一般1,000円

企画展「北斎アニマルズ」リーフレット300円税込
ミュージアムショップにて販売

「新・北斎展」へ行ってきました~♪

森アーツセンターギャラリーで開催中の「新・北斎展」へ行ってきました♪

いや~、すごい数の作品が並んでいました!特に、北斎の若い頃の作品、春朗や宗理時代の作品が沢山みることができました。ギャラリー内は六つのエリアで構成されていて【春朗期・宗理期・葛飾北斎期・戴斗期・為一期・画狂人老人卍期】の流れで見ることができます。

あ、ここで早速宣伝。北斎の画号の移り変わりが分かる【北斎名前唄】「北斎卍ラプソディー」はこちら

English ver.もあるよ!

よかったらMVみてね!

展示内で撮影コーナーが一か所ありました。「しん板くミあけとうろふゆしんミセのづ」を複製して組み立てた拡大模型とのこと。

結構大きい。お風呂屋さんの模型かなぁ。男女で、ふろ上がりっぽい人達がちらちら。なんかロッカーみたいな棚が二階にあるのね。

資料でみたことがある作品の実物が見れたり、見応えばっちり!最初の方は小さい作品が多いかな。カードサイズのものがあったり、本の挿絵だったり。単眼鏡を使って鑑賞している人もいました。じっくり見ようと思ったら、二時間以上はかかるんじゃないかしら。あ、リュックは前に抱えるか、ロッカーに預けてくださいというアナウンスが入口の係の人からあるかと。この日、ふとめ大き目のリュックだったので、コインロッカーに預けました。(100円戻ってくるタイプ。あ、流れ的に見終わったらエレベーターエリアに行っちゃうので、荷物預けた人は気を付けてコインロッカーへ。)

作品は会期中に入れ替えが何度かあると思うけど、ふとめが今回鑑賞して印象に残っているもの。

まずは、布袋様が描かれている作品が何点かあったなぁという印象。北斎が好きだったのか。はたまた、江戸時代の人にとって人気な神様だったのか。扇子や掛け軸と布袋様が描かれていましたわ。

それと、「なまこ図」なまこが描かれた扇子で「かわいい!」となった横がなんと「生首図」扇子の形した紙にゴロっと男性?の頭が…!!ちょ、グロ注意とかほしいぞ!(ふとめ、お化けとかグロテスクなもの苦手なの)葛飾北斎のガチ絵ってすんごく生々しいんだもん…。あれ、盛り塩とかしなくていいのかしら?ちょっと注意よ。

あと、メトロポリタン美術館所蔵の「工芸職人用下絵集」カタログみたいなものかな?根付とか帯留めのデザインが描かれた本で、小さいけれど、とても可愛らしいデザインでしたわ。

すみだ北斎美術館所蔵「隅田川両岸景色図巻」も特別出品!開館記念展示以来ですわ~。

あ、最後のほうに葛飾北斎の娘「お栄」の似顔絵が描かれている手紙も展示されていました。
ふとぎょろの名前の由来でいつもお世話になっているこちら。

見事なホームベース!

顎の張った娘が取りに行くという手紙が、北斎没170年後には、52階の展望台内ギャラリーのガラスケースの中に飾られ、それをまじまじとみる赤いコートを着た学芸人がいるのです。なんか可笑しいけど不思議な縁。

52階からの眺めも帰り際見れますよ。

スカイツリーも見えました。

そういえば、ふとぎょろのメインビジュアルでお借りしている北斎漫画の顔

ふとめっぽい顔は沢山グッズになっていたのだけど、ぎょろめっぽい顔のがなかったのよねぇ。あれば、ぎょろめちゃんとお揃いで買えるなぁと思ったけれど、ちょっと今回グッズは保留。

同じ52階にあるカフェでは北斎メニューもあるのねぇ!うーむ、お一人様で楽しむにはちょっと寂しかったので、今度、後期あたりにぎょろめちゃん誘っていこうかな♪

にしても、出品目録の「島根県立美術館(永田コレクション)」の多いこと多いこと、永田コレクションすごくね?いや、まてよ、そんなに作品描いている北斎、やっぱりすごくね?

北斎好きの人はぜひぜひ「新・北斎展」へ!北斎展のフライヤーにもデザインされている「弘法大師修法図」は大迫力ですよ。これは会期通して展示しているようなので、要チェックですたい!

 

(葛飾ふとめ)


新・北斎展
HOKUSAI UPDATED
会期:2019年1月17日(木)~3月24日(日)
※会期中展示替えあり
会場:森アーツセンターギャラリー
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52F
開館時間:10:00 ~ 20:00、火曜~ 17:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:1月29日(火)、2月19日(火)、2月20日(水)、3月5日(火)
料金:一般1600円、大高生1300円、中小生600円
Tel:03-5777-8600(ハローダイヤル)
https://hokusai2019.jp

↑新・北斎展Twitterアカウント↑
SNSでお得な情報もあるかも?要チェックやで!

舞台「画狂人 北斎」2019年1月10日より新国立劇場にて!ふとぎょろ稽古場にお邪魔いたしました♪

北斎繋がりということで(!?)舞台「画狂人 北斎」の稽古場にふとぎょろお邪魔いたしました!

お時間頂きまして「北斎いちまんじゃく」と北斎名前唄「北斎卍ラプソディー」をちょこっと披露しました。座組の皆さん、温かくふとぎょろを迎えてくださりありがとうございました!

ちょこっととはいえども、宮本亜門さんの前で北斎ネタを披露する時が来るとは!北斎学芸人やってってよかった~!北斎様様ですわ。「画狂人 北斎」プロデューサー難波利幸さん、機会を与えてくださりありがとうございました。

私たちはこの日、通し稽古を拝見させていただきました。「画狂人 北斎」は、2017年にすみだ北斎美術館で開催されたリーディング公演を一度拝見しているのですが、今回舞台ということもあり、より北斎が江戸時代に生きた人間であり、絵に対する執着は人一倍で、現代にも強く影響を与えるエネルギーを持った人間であるとありありと感じることができました。舞台「画狂人 北斎」は北斎のその熱意が伝わり、力が湧いてくる舞台です。わー!いまから本番が楽しみです~♪

北斎好きの人のそこのあなた!年明け1月10日から新国立劇場にて開幕いたします「画狂人 北斎」注目の舞台ですぞ!北斎知らないって人も、江戸時代にこんな人いたんだ~と興味湧くのは間違えなし!皆々様、舞台「画狂人 北斎」ぜひお見逃しなく♪

 

(葛飾ふとめ)


舞台『画狂人 北斎』

出演:升毅/黒谷友香/玉城裕規/津村知与支/和田雅成/水谷あつし
演出:宮本亜門
脚本:池谷雅夫
音楽:福岡ユタカ

日程:2019年1月10日(木)~1月20日(日)
会場:新国立劇場 小劇場
料金:S席 9,500円(税込・全席指定) A席8,000円(税込・全席指定) ※未就学児の入場不可
公式サイト:http://no-4.biz/hokusai/

墨田区「PayPay」でお買い物できるところ結構あるよ!

何かと話題のキャッシュレスのスマホ決済「PayPay」墨田区で使えるところ結構あるみたいよ!

「‪CHILL OUT Coffee&…Records」でも使えるよ!

スマホで店頭にあるQRコード読み込んで、お買い上げ金額を入力。これで、決済完了よ。あらー、便利ねぇ。

すみだ北斎美術館企画展「大江戸グルメと北斎」コラボカフェメニュー「けんぴんアイス」も「PayPay」で決済しました。

墨田区内のお店で「PayPay」で支払いができるところ多いみたいよ。

しげの珈琲工房

産業観光プラザ すみだまち処

下町人情キラキラ橘商店街

それに、「マキネスティコーヒー」や「ちいさな硝子の本の博物館」でも利用可能。その他にも、墨田区内のお店で検討しているところ多いみたい。大がかりなキャンペーンは終わってしまったけれど、墨田でお買い物の一つにいかがでしょう。

 

(葛飾ふとめ)