【下町職人町工場めぐり】#4東北紙業社・フットマーク【NHKカルチャー講座】
【NHKカルチャー講座】下町職人町工場めぐり~地元経営者と名人に会いに行く~をふとぎょろ受講しています。四回目は「東北紙業社」・「フットマーク株式会社」へ。
両国駅、「両国江戸NOREN」に集合。
まずは墨田区観光協会から、すみだ街歩きや、江戸NORENで販売しているすみだ土産のお話を聞きました。両国国技館で販売しているやきとりが、江戸NORENのすみだお土産売り場にも販売を始めたとのこと。国技館のやきとり美味しいのです。確か、一箱600円だったかと。気軽にお土産として買って行けますね♪
その後、立川を目指して、吉良邸跡や、街並みを見ながら歩きました。
◇東北紙業社◇
あ、今回はぎょろめちゃんお仕事でお休みでしたので、ふとめのみ参加となりました。
「東北紙業社」加藤清隆さん
「東北紙業社」では、紙を抜く工場とのこと。はて?「紙を抜く」とは?
NHKカルチャー講座「下町職人町工場めぐり」第4回目受講
機械で紙を抜いてカレンダーの台紙を作る。
「東北紙業社」https://t.co/Pv82bDUaHK pic.twitter.com/gKzuapXJ7G— 学芸『人』葛飾ふとめ・ぎょろめ (@futogyoro) 2018年7月12日
動画すぐに出来ちゃいましたね。カレンダーの台紙の型で、厚紙を抜きました。
等身大パネルだったり、丸く紙が抜かれているものだったり、真四角のもの以外、形がある紙、台紙は抜いて作っているということです。紙を抜く専門の「東北紙業社」
福島の桃の枝で作った和紙で桃のパッケージを作っているところも見せてもらいました。
形、複雑でしょ?これを型で抜くのです。
型の刃?を微調整しているところです。いや、くぼみかな?
結構、細かく丁寧に職人さんが教えてくれたのに、
ちょいとふとめの理解力が足りなかったんです。
金具でカッカッと調整していました。
パッケージの折り目部分の調整ですね。
これが、型かな。「紙は生き物、絶えず違う」というお話も。
一つ一つ確認・調整しながら、作業していました。
貼っている姿がかっこいいなと思って撮っちゃいました。何をしているかはわかりません。
これは、型の刃を曲げて、色んな型の刃にする道具だそうです。
未来の四代目が、抜きが入った製品を一つ一つ説明してくれました。
切手風に抜いてあるチケットや、ジグソーパズル型のスポンジとか。
これは武蔵野美術大学のポスターだそうで、
送りながら三角状にあるよう抜いていったとのこと。
三角部分の立ち上げが美大生がしたそうですよ。
こういう、細かな抜きもできるんですねぇ。
NHKカルチャー講座「下町職人町工場めぐり」第4回目受講
機械で紙を大量に抜いている。
「東北紙業社」https://t.co/Pv82bDUaHK pic.twitter.com/eRtdCghdfQ— 学芸『人』葛飾ふとめ・ぎょろめ (@futogyoro) 2018年7月12日
年季が入った機械、どれもかっこいい!!
ジグソーパズルが出来ている!へぇ!ジグソーパズルってこういう機械でできるのねぇ。
奥に見えますモナリザのジグソーパズルは(左のかな?)日本で初めて作られたジグソーパズルで「東北紙業社」に依頼があって作ったものなんですって。おおお…!
「ジグソー」って「糸鋸」ってことなんですね!(え?常識?)昔は糸鋸で型を作っていたようですが、今はレーザーでジグソーパズルの型を作っているということです。
真っ新なジグソーパズルをお土産に頂きました。宇宙飛行士訓練ができますね!
実際に紙を抜く機械が稼働しているところ見れましたし、
社長から職人さん、そして、未来の四代目も心置きなく沢山説明してくれて楽しかった♪
「東北紙業社」は秋に開催されます、
すみだファクトリーめぐり『スミファ』に参加しています。
イベント開催二日間20社ほどのすみだにある工場を見学できたり、ワークショップに参加できたりするのです!
ものづくりに工場見学、それに街歩きが好きな人にはたまらないイベントですよ~。ご興味ある方は『スミファ』サイトまで!
すみだファクトリー『スミファ-技術と出会おう-』
2018年17日(土)・18日(日)
URL:http://sumifa.jp/
◇フットマーク株式会社◇
続いて「フットマーク株式会社」へ!
皆さん、必ず小学校等で身に付けたことある“アレ”を開発したところです~。
素敵な本社にお邪魔してお話を伺いました。
創業当時に使っていたミシンかしら!本社ロビーは「すみだ小さな博物館」にもなっていました。
おお?おむつカバーに介護おむつカバー。「介護」という言葉を最初に商標登録したのは「フットマーク」だそうです。
右の水泳バック懐かしい!左は今話題の商品では…!
「フットマーク株式会社」磯部 成文会長
おしめをもって、まずはおむつカバーから始まった「フットマーク」の歴史を説明してくれました。
「おむつからおつむ」へと、おむつカバーから水泳帽子開発のお話を。
水泳帽子、小学生の時とか被りましたよね!ちょっとふとめは頭きつかった記憶があります。
磯部会長は展示してる商品を必ず身に付けて説明してくれました。
開発や、それを学校指定にするまで営業体験が実としてこちらに伝わってきます。
「1/1(いちぶんのいち)の視点から生み出す」
一人一人の要望に応える商品開発。
介護おむつカバーに介護エプロン、赤ちゃん水泳帽子、水泳ゴーグル…どんどん派生していく商品。
その派生から生まれたのはこちら。
「フットマーク株式会社」三瓶 芳社長が持っています、いま大注目の「RAKUSACK®(ラクサック)」
いま中学生の通学カバンは教科書など入れると総重量10kgになるんですって!
え!?お米10kgを家に買って帰るのも嫌で、宅配頼んじゃうのに!?
毎日10kg持っての通学は辛いわぁ。話聞いただけで肩がこっちゃう。
どうやったら、重たい荷物を軽く体感できるのか細かく設計されていまして。
あと得意の(?)撥水カバーがカバンに収納済み!突然の雨でも荷物が濡れない!
で、このラクサックを小さくした新型を、只今開発中とのこと!あら、それは欲しい!いまのラクサックはちょっと大きすぎていると思ったの!小さい新型の開発は、これも「1/1の声」ということで、女性保険外交員さんの声を受けてとのことでした。
ラクサック新型楽しみです!(カラー展開に一つ派手な色、入らないかなぁ…。声を届けてみようかな!)
お話の最後の方で、会長がおもむろにジャケットを脱いで、ベスト姿になったと思ったら、これも「フットマーク」の商品なのですね!「うきうきシャツエプロン」のベスト型ですね。あ、このベスト型とっても素材がいい話をしてくれましたのに、素材を失念…。高級感あって、食べこぼしても大丈夫なエプロンとは思えません。
社長もおもむろにショールを身に付けたと思ったら、これも新商品。「うきうきシャツエプロン」から派生しましたショール型なんですね。これから市場に出るとのことでした。
「1/1の声」を大事にして、商品を作っていく。これって簡単なようで難しいと思うのです。
社長が、受講者の「カンボジアに工場を決めたのはなぜ?」という質問に「人が良かったんですよねぇ。」と答えていたのが印象に残りました。お金も大事だけれども、「人」をちゃんと見て、「一人の声」に応えていくってこれから先もとても大事なことだと改めて思うのでした。
【NHKカルチャー講座】下町職人町工場めぐり~地元経営者と名人に会いに行く~次回は「アトリエ創藝館」と「廣田硝子」へ伺います。次回もお楽しみ~☆
○ふとめの寄り道○
MERIKOTIで売っていたLOQIのお相撲さん柄エコバック
お土産の真っ白なジグソーパズルが大き目だったので、柄も可愛いし買っちゃいました♪
(葛飾ふとめ)
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