コケシの兵隊の小さな椅子。
我が家を訪ねてこれを見つけた人は“要らなくなったら頂戴ね🎶“と言う。
いやいや、こればかりは差し上げる訳にはいかない。何となく大事なのだ。
実はこれも前回タータンチェックのカップ編と同じ旅での出会いである。
カップ6つとスコッチ2本の機内手荷物で悲惨だった話をしたが、
さらにこの椅子も入っていたような気がしてきた。ああ、大変。
訪問したのは人里離れた木工工房で、ろくろ技術を駆使した工芸品の
作家への取材だったか。
23×23センチの小さな姿があまりにも可愛らしく、
子供がいる訳でもないのに購入してしまった(仕事で行ったのに(^◇^;))。
裏にはこのように。あー、1991年だったのか。29年目。
Robin&Nell Daleで検索するとアンティークの人形が出てきたが、
このスツールも自然にアンティークになってしまった。
Englandとも書いてありヨーク地方だったのかもしれない。
脚は3人の兵隊と、ハンプティ・ダンプティも何気にいる不思議の国のアリスワールド。
汚れていたので29年目に拭いてあげたらお顔がはっきりした。
私の旅コレクションは高級品はなく、かさばる、重い、割れ物が大半を占める。
振り返ってみると無意識ではあったものの、めげずに運ぶというその辺の根性は自覚した。
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