日々が、どう重なるかが大人への道
こんにちは、かわさきみえこです。
先日の稽古で、慣用句のテストで、頭を抱える(?)メンバー。
日本語を厳しくチェックしたり、自分の声に耳を傾けたり、物事をじっと見つめたり
普通とは違うことに気をつける。
それが俳優の仕事になっていく。
演じるってことは普通のときでもするけど、それを仕事をするってなると
普通とは違う感覚をもつってことなのかな。
この日のスピーチは、レッスンを積み重ねたものと、そうじゃないものの違いがはっきりみえた。
毎週、毎週、レッスンをする。
週一のこととはいえ、それを毎週。
その積み重ねは塵も積もればといったように、一回一回ちょっとつづ積み重なって
気が付けば、山となっている。
山となったら、なかなか崩れないもの。
日々をどう重ねていくのか。
それが大人への道なのか。
レッスンを重ねることで、メンバーが「あ、大人になったな」って思う瞬間がある。
いい方向にいい方向に、積み重なることができるようにしよう。
と、力んでも、よくならなかったりするんだけどね。
とりま、休まず、毎週毎週通う。
通うだけがゴールじゃなくて、通って、何かを積み重ねて、そこからがスタートで
スタートを切ったら、ゴールを切るまで走り続ける
その体力をつけなくちゃな。
ただ通ってたって、いいものにならない。
ただやってたって、いいものにならない。
肚決めて、やってくしかない。
不安も焦りもあるけれど、ま、人間だもの。それもそれ。
少しづつ気楽になっていく自分もいる。これが、大人の余裕ってやつですかね。
なんちゃって。
(記:かわさきみえこ)