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ソウゾウする。気持ち、そして、相手と自分と。あと、いっぱい。

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おはようございます。かわさきみえこです。

 

あら、台本を使った稽古。あら、珍しい。

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fmgワークスタジオは

身体をほぐし、相手の話を聞く。そして、自分とはどういうものかを見つめる稽古が多いのです。

 

台本持っちゃうと、それだけに囚われて一気に生が消えてなくなる瞬間があるのです。

なので、あまり使わない。ま、でも時折「セリフを言う」ということに慣れるために使います。

 

やっぱり、お芝居で台本は設計図?土台?みたいなものですし、

ちゃんとセリフも伝えて気持ちも伝えることができる俳優になるために丹念に稽古をします。

 

人それぞれ、取り組み方に違いがあり、欠点が違う。

冷泉さんのお手本をどう自分に沁み込ませていくのか。

 

100パーセント信じろ!なんて、冷泉さん言わないし、やはり判断は各々自分にあるとは思うけど

でも、とりあえず真似てみたり、チャレンジすることは欠きたくない。

 

はっきりしたことがあるの。私、台本・セリフとなると、「相手に伝える」気持ちが弱くなる。

それは「セリフをこう言おう」としている私がいることで弱くなっていると気が付いた。

 

「こう言おう」としている私は、役ではないよね。

 

役の気持ち。その役は何を思って、相手にかけているのか。

 

そこの想像を欠く。相手がいなくなっちゃうときもある。

 

自分と相手がいて、ドラマは生まれる。

これはナショナル・シアター・ライブの「スカイライト」を観て確信した。

 

相手に言葉をかける時、日常ならもっと丁寧に私は言葉を話しているのに、セリフとなると、超不親切。なんにも伝えようとしてない。

 

「相手に伝える」気持ちも言葉も。丁寧に。

 

でもって、やるときはなんも考えない。気持ちがふっと湧く。その気持ちを伝えたり、隠したり

相手とコミュニケーションをとる。

日常でしていることなのにね。お芝居となるとね。変なヘドロがあるから、これを取り除こう。

 

ふっと湧くことはまだ確率低いし、冷泉さんの解説や、他の人のアイディアみたりで、

構築してるから、これをどう自分で実践して、高確率にできるか。確実にできるか。

 

ま、いろんな気づきができるところまできたで!もっと頑張るで!

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ちょっとブレイク。休憩中のみんな。こんなシーンのお芝居ありそうだなぁなんて。

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美味しいランチで元気つけます。

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一人一人の短所や長所を話したり、こんな決意があったとか。

実、実体、個人がもっているホンモノ。これは皆それぞれ、素晴らしい。

個人の魅力というものは誰でも持っている。

実を増やすために、本を読んだり映画を観たりする。

 

実のないものは想像をすることで、創造をしていく。そのソウゾウの種も、本だったり、映画だったり。

あとは、飲み屋のおじさんとか、バイト先のおばさんとか。海外旅行とか。

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松本龍平のイギリス日記と、谷裕介のバングラディッシュでの体験

ベクトルは違えど、どちらもパワーがある作文だった。

 

旅先での体験はより実を充実させていく。

 

やることが山ほどあるで。本当に。お芝居する瞬間も、生活するその時も。山ほどやることがある。

時間はかかってしまうけど、得るものは多い。じっくり丹念に鍛え上げていきます。

 

 

K