かわさきみえこの最大の課題は「肚から声を出す」
「俳優にとって大事なことは身体の柔軟性だ!」ドヤッ!
「フレームに納まるということが俳優の力量だ!」ドヤッ!
ここ最近の稽古場ブログでの私、ドヤ感が半端ないわね。
ニューフェイスがどんどん入ってきて、気が付けば、
ワークスタジオで古参のメンバーになっている。ドヤッて先輩風吹かしたいのでしょうね。
前記事の締めみたいに、「かわさきみえこは次の章に入っている」とか言いたいんですよ。
三年前は右も左も分からなかったけれど、いまは冷泉さんの指示が三割ぐらいわかるようになってきた。(え、まだ、二割ぐらいかな?)
「わかる」というのは、実行できて見てる人が納得すること。
最初は誰だって分からないし出来ない。でも継続して自分で変化を試みていく人間にとっては伸びやかにできるところだと思う。
ま、とはいえ二年ぐらい、何かに怯えていましたね、縮んでた。自信の無さだったり、人を信頼していなかったり。
ただひたすら、分かんないながらもその場にいて話を聞く。そして、できることからやっていく。稽古場の掃除だったり、稽古場ブログの更新だったり、稽古に遅刻しないとか、休まないとか。冷泉さんが薦めてくれたものは大体観たり、聞いたり、読んだり。
ま、真面目に取り組んだからって芽が出るとは限らないけれど、できることからやっていく。
ドヤッっているわね、かわさきみえこ
そんなかわさきみえこ最大の課題は「肚から声を出す」
これは私のメインテーマなのです。類稀なる恵まれた体型をしている私はでっかい声はすぐでる。
声はでるのだ。だから、肚からというか、肚で声を出すということがちっとも頭も身体も理解できていないようだ。
冷泉さんに指摘されないと分からないのだ。
「肚から声を出す」肚から出た声には説得力があると冷泉さん。
いつも「太く出せ」と言われる。グラマラスな体形をしている私だが、至って声はか弱いのだ。
量は出ているが質が軽いのだ。
身体が響くからね。声はでる。でも、肚で出してないから、質が軽いのだ。
三年前、ワークスタジオに入った時から、冷泉さんに指摘されている。
ずっとだ。
…ふう。桃栗三年柿八年。あきらめそうになるときもあるけれど、必ずややりきると信じていろいろ試していくしかない。その機会は、ヴォーカルレッスンにもダンスレッスンにもある。肚が決まらなきゃなんにもならんことばかりだ。
声を聞いて「この声、軽いな」とか「あ、この声良いな」とか、自分だったりメンバーだったりの声の変化を聞けるようになってきたと思う。でも、まだどう出すかとかはわかっていない。でも、「あ、違うな」ってわかるようになってきたのなら、小さい変化だけど、大事なことだ。
と、信じていかないとさ、自分が信じていかないとさ。
この世界に身を置いていたいって思うのは自分じゃないか。
誰かにやらされている人もいるかもしれないけれど、自分で選んだ道だもの。なんとかやりきるわよ。
別にここじゃなくてもいいし、ここにこだわることもないんだけれど、でも、ここじゃないとここまで伸びなんじゃないかと。
信じている。「信じる者は救われる」と人はいうけれど、信じたもん勝ちでしょ!
ということで、素敵な女優になるまでもう少しお待ちくださいませね。
かわさきみえこ、必ずやなってみせますから。
「そこそこ」のところで諦めるわけにはいかないの。
写真で頭に乗せているグレープフルーツは冷泉さんからの差し入れ。乗せているのは木原さんのもので、この後木原さんが美味しくいただきました。
(記:かわさきみえこ)