自分の身体を気にして、コントロールする。俳優にとって大事なこと
冷泉さんが「ちょっとみんな前屈してみな」ってことで、前屈している。
奥から三宅、山口、谷、青木、松本、かわさき、まりあ
まりあは柔軟性がずば抜けているので、土という字の如くべったり開脚しています。
若手のメンズたちはなんだか腰が固いのですよね。腰を痛めている話も聞いたが、
まぁ、自分の身体気にしていないとこんな感じかしらね。
私も、三年前はこんな感じで、ダンスやワークスタジオの体操で継続的にしていくことで大分柔らかくなったかな。
身体が柔らかくなると、自然といつもの受け答えがよくなるのよね。これ、私の実感。
冷泉さんも「かわさきは身体柔らかくなって15%頭も柔らかくなったな。」なんてことを言っていた。
俳優にとって大事なことってなんだと思います?
自分の身体を気にして、コントロールすることも大事な要素だと思いますのよ。
だって、舞台に立つのは自分の身体だし、セリフを発するのが自分の声だ。声は身体から発せられる。
稽古の最後に必ず行う「荒武者ピラス」この股割りをしながら大きな声でセリフを言うという基礎練は声を鍛えています。
声は肚から出す。そのために基礎訓練。
これは湯に浸かっているようですが、そうなのよね。ジェスチャーゲームをしています。
確か温泉を表現していたような。あれ?熱海だっけ。
ジェスチャーゲームの時に表現できる柔軟性。文字を崩して伝える機転の良さって身体の柔軟性からくるのよ!
と断言をしてみたり。信じる者は救われますから、信じて自分の身体を気にして、整えていくことは大事だと思います。
だって、この職業、身体が資本ですもの。体調崩して仕事行けないとか、まぁ、普通の事でもそうでしょうけど、
次はありませんからね。
今6月末のプチ発表会に向けて準備しています。
梅雨が近づき、季語もそのような言葉に。
知らないことに興味を持って知っていき、そして、自分の身体に気をつけてコントロールしていく。
自分の思い描く表現をするために、身体を自分でコントロールしていく。
気持ちを表現するために、コントロールを無意識レベルまでに持っていく。
そのためには日々、自分を見つめ気にしながら身体を鍛えていく。
俳優ってどういうものだろう。その意識は常に持っておきたい。
かわさきみえこ